つかみかけた 熱い腕を 振りほどいて 君は出てゆく わずかに震える 白いガウンに君の 年老いた 悲しみを見た リングに向
白いシーツをまきつけ 背中でサヨナラの 悲しい別離を感じてた 窓の外は光る海 やさしさとか愛だとか 綺麗な言葉など 信じ
新しい季節のはじめに新しい人が集いて頬そめる胸のたかぶり声高な夢の語らい ああ 甲子園 草の芽 萌え立ち 駆け巡る風は
旅立つ朝 駅のすみで 涙こらえて 見送る人 尽きぬ想い にじむ景色 今も忘れない 人は皆泣きながら この世に生まれたか
雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る
悩み つづけた 日々が まるで 嘘のように 忘れられる 時が 来るまで 心を 閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞
夢を削りながら 年老いてゆくことに 気が付いた時 はじめて気付く空の青さに あの人に教えられた 無言のやさしさに 今さら
あー幾度か眠れない夜に泣き あー人生のいたぶりに傷ついて それでも君はここに居る 涙うかべて目の前に居る 涙流せるうちは
一)空を染めてゆく この雪が静かに 海に積りて 波を凍らせる 空を染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせ 貴方を眠
一)目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命の星た
遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた 穏やかな 春の陽射しが ゆれる 小さな駅舎 別離より 悲しみより 憧憬はつよく 淋し
誰も知らない 花のように あなたのために 生まれた私 嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに忘れよう ※明日から私は一
愛されていた日の おだやかな時間 やさしい光に つつまれながら 母に抱かれた やすらぎの午後 父と歩いた 夕暮れの道 か