アルバム
OLD TIME
谷村新司
- 発売日
- 1986.12.11
- 品番
- PSCR-5145
アルバム
谷村新司
曲名を押すと歌詞が開きます。
華やかなライムライトの中に
若者が現れたなら
老人は引き下がらなければ
新しいステージの幕は 上がりはしない
色あせた想い出をたたんで
使い慣れたトランクにつめたら
もう二度と流すことない汗の匂いをかいでおこう
初めてのオーディションの時は
震えが止まらなかったよ
合格のハガキを握りしめて
誰もいない真夜中 公園で歌った
色あせた想い出をたたんで
使い慣れた楽屋の戸を閉めて
もう二度と通うことない道を静かに歩き出そう
背中に聞こえる拍手は 新しいスターへの時代が贈る
唯一のかけがえのない勲章
色あせた想い出をたたんで
使い古したコートを はおれば
もう二度と帰ることない 輝いてた日々に 乾杯!!
昨日の夜のニュースも悲しい話ばかりで たえきれない もしかしたら
この星宵の下には 楽しい出来事なんて 溢れる程あるんだろう
それなのに愛は死んでいる それなのに愛は死んでいる
都会は冷たいノイズと 排気ガスに包まれた 大人達のエデンの海
一人さまようアダムの ちっぽけな嘆きなんて 誰も知りはしないだろう
こんなにも僕は泣いている こんなにも僕は泣いている
あてもなくさまよう街は夕暮れ あの日と同じ夕暮れ
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
悲しみの URBAN COWBOY 愛の家路を見失なった
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
愛にはぐれてしまったDESPERADO
明日の朝もTVは さしさわりない話題で お茶を濁すつもりだろう
何処かに忘れ去られた 愛を誰か見つけたら すぐに電話かけて欲しい
あまりにも愛がなさすぎる あまりにも愛がなさすぎる
あてもなくさまよう街は夕暮れ あの日と同じ夕暮れ
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
悲しみの URBAN COWBOY 愛の家路を見失なった
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
愛にはぐれてしまったDESPERADO
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
悲しみの URBAN COWBOY 愛の家路を見失なった
URBAN COWBOY 蒼ざめた URBAN COWBOY
愛にはぐれてしまったDESPERADO
見つめていて私 美しくなるわ
絹の雨の中 あなたしか見えない
同じ窓を巣立ち 別々の空へ 飛び立ってた二人だった
突然訪れた夏の嵐の中 飛ぶことさえ忘れ恋に落ちた
見つめていて私 美しくなるわ
絹の雨の中 あなたしか見えない
昨日までの私は嘘 生まれ変わるのあなたの息を吸いながら
そんな予感がした あの日のクラス会 痛い程の視線だった
言葉もないままに夜明けまで歩いた 古い映画の中の二人みたい
見つめていて私 美しくなるわ
絹の雨の中 あなたしか見えない
見つめていて私 美しくなるわ
絹の雨の中 あなたしか見えない
昨日までの私は嘘 生まれ変わるのあなたの息を吸いながら
あの頃 あんたは妙にさめて暮らしてた
あの頃 おまえは甘い夢ばかり話してた
卒業前夜の 街角でお互いの
生き方が許せず殴りあった
忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も
もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いに
あの時 おまえの彼女のこと好きだった
あの時 俺だってあんたを見るのがつらかった
入社試験の夜は 無口のままで
つぶれて眠るまで飲んだ夜明け
忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も
もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いに
オールナイトの店のざわめきの中
俺達流行の男じゃないね
それでいいさ 古いタイプの男さ 想い出を失くすよりは
古いタイプの男さ 想い出失くしてまで生きたくない
落書きで汚れた このライブスポットの片隅に坐りながら
自分のことばかりしゃべり続けていた僕を君は見ていた
荒んだ心で生きるしか出来ない
夢に疲れた僕に君がくれたのは
やさしく抱きしめ 泣き疲れて眠れるふところ
今なら気付ける 僕の夢は君だった
姿や形だけロックの真似をして 世の中を斜めに流れて
愛という言葉をもて遊びながら駆け抜けた季節を
遠くで見ていたあの日の君さえ
見えなくなってた 僕に君がくれたのは
やさしく抱きしめ 泣き疲れて眠れるふところ
今なら気付ける 僕の夢は君だった
ときどき一人で 今もこの店に来てみる
学生バンドの汗に あの日の僕を見る為に
街角のウインドーから冬の足音
家路急ぐ人の群れに押し流され乍ら
ふと思う 心熱き日を振り返れば鏡に投げたナイフ
汗だけが武器の頃 澄んだ瞳で
見つめていたアスファルトは 今 枯葉の季節
夢ならばまだ失くしてないあのナイフは笑顔の影にある
時は街を容赦なく変えるけれど
時は人をあやつるけれど
流れに投げた熱いナイフは錆びない
古い時計が刻む時の切なさに
涙 流す人を抱きしめて
夜を渡る風になりたい
住みなれたこの街の地図を燃やした
何もかもが 目新しく塗り変えられてゆく
今をのがせば もう憧れについてゆけない僕は行かなければ
時は街を容赦なく変えるけれど
時は人をあやつるけれど
流れに投げた熱いナイフは錆びない
古い時計が刻む時の切なさに
涙 流す人を抱きしめて
夜を渡る風になりたい
心許したなつかしい人の待つ街
喜び悲しみ教えてくれた
愛とやすらぎ溢れているこの街
古い時計は命を削り乍らも
愛の振り子を止めはしない
そして僕は夢に負けない
今朝届いた一枚の招待状には
傷つけ乍ら暮らしていた 君はいない
幸福になればいい 君の自由さ
明日から夜毎君を抱く 男など見たくない
どれ程君を愛したか 思い出すことさえももうよそう
この悲しみ閉ざしたまま 冬の海を漂う貝殻に僕はなろう
楽しかったよ喧嘩もしたけど君だけの為に息をしてた
輝いていた バラ色の日々も アルバムの中だけ息づいてる
君を乗せた飛行機が 海に出る頃
君がつぶやく さよならさえ もう僕は信じない
どれ程君を愛したか 思い出すことさえももうよそう
この悲しみ閉ざしたまま 冬の海を漂う貝殻に僕はなろう
楽しかったよ喧嘩もしたけど 君だけの為に息をしてた
輝いていたバラ色の日々も アルバムの中だけ息づいてる
幸福になればいい 僕のことなど
思い出せない程に 君は幸福になればいい
あの頃君が愛してた あの歌だけを今も心に
残したまま君が渡る海に 静かに眠る貝殻に僕はなろう
家族が眠りにつく 僕は一人の部屋で
本に挟んだ写真を見る
写真の中の君は いつも輝いている
陽に灼けた友達に囲まれて
右手に持ったグラスの向こう 琥珀色の君がゆれて微笑んでる
震えながら交した 初めての口づけは
春一番のグランドの隅
いつか二人で暮らす指きりの帰り道
あの時の約束忘れてない
右手に持ったグラスの向こう 琥珀色の君がゆれて微笑んでる
君もどこかの空の下 安らかな寝息をたてて
あの日の夢 見ていて欲しいね 欲しいね
真夜中に君に逢う 僕は少年になる
空のグラスに話しかける
写真の中の君は 少し色褪せたまま
少しずつ 少しずつ 遠ざかる
覚えていたら許して欲しい あの約束先に僕が破ったこと
覚えていたら許して欲しい あの約束今も君が守ってたら
あの約束今も君が守ってたら
暖炉の明りに揺れる君の影
渡された紙切れに印す愛の終り
迎えの車が着くまでの間
あたたかい珈琲一杯最後に入れてほしい
あんなにはしゃいで暮らしたこの部屋
明日から君は誰に涙を拭いてもらうの
今感じてるよ 僕は若すぎた
別れをせかせるクラクションの音
もう一度刻んでおきたい君の淡い輪郭を
あんなにはしゃいで暮らしたこの部屋
明日から君は誰と話して 時を過ごすの
今夜から僕は ぬけがらになる
あんなにはしゃいで 暮らしてた日々が
この紙切れから くずれ落ちてく もう一度アゲイン
めぐり逢えたなら FALL FALL IN LOVE AGAIN
静かに流れる大河は濁らず こぼれる涙を薄めて流れる
家路は遥かに さまよう小舟に 都の花びら運んで流れる
岸辺に身を寄せて 手のひらにすくえば
花の香りに淡く重なる それは君の笑顔
命あれば 命あれば 再び巡り逢える
命あれば 命あれば 再び巡り逢える時がいつか
煌く星座は真冬の旅路を まばたき乍らも静かに見つめる
昨日の嵐に乱れた心も 見上げた夜空にやさしく抱かれて
思い出かき集め 火をつけた煙が
少し目にしむ息を吸い込み 呼んだ君の名前
命あれば 命あれば 再び巡り逢える
命あれば 命あれば 再び巡り逢える時が旅の終り
命あれば 命あれば 再び巡り逢える
命あれば 命あれば 再び巡り逢える時が旅の終り
迷い子の夕暮れに 聞いた鐘の音は
家路を教える 母の声ににている
急げ小さな足よ 急げ小さな胸よ
君はいまはじめて気付く 夜の戸張りに抱かれて
幸福… それはささやかな愛する人のぬくもり
置き去りの仔猫に 涙流した夕暮れ
手のひらに息づく いのちよろこびぬくもり
この手凍えるまでは せめて夕陽が沈むまで
やがて降る星の光に 君が抱かれて眠るまで
幸福… それはひとときのかけがえのないまどろみ
人は小さな胸で 小さな命を抱きしめて
昇り来る朝日の中で 愛する人とみつめあう
幸福… それはなにげない愛する人の
幸福… それは感じること愛する人のぬくもり