
CD Singles 風の暦
IOCD-20185
- 風の暦
風に寄り添い 母が暮らした街は
影もやさしく 背中押してくれます
光に抱かれ この道を抜ければ
きっとあの日の 自分に出逢えるはずああ あの日抱かれて見た
あの海の色は
こんなにも胸にしみる
深い青なんですね・・・
指きりをしたくて誰かをさがしてた
遠い夢のつづき すべては風の中
遠い夢のつづき すべては風の中夕陽の赤と星達の歌声
遠いざわめき 縁日の色どり
後姿に ときめいた初恋
秘めた約束 淡い心のいたみああ いつも見つめていた
あの空の色は
こんなにも胸にしみる
深い青なんですね
指きりをしたまま あなたと歩き出す
遠い夢のつづき 答えは風の中
遠い夢のつづき 答えは風の中ああ いつか空と海が
交わるところへ
流れゆく雲を追いかけ
遠く遥か遠くへ・・・
指きりは二人の暦をめくる風
いつか辿り着ける 心の故郷へ
いつか辿り着ける 心の故郷へ
- いい日旅立ち・西へ
遥かなしまなみ 錆色の凪の海
セピアの雲は流れて どこへ行く
影絵のきつねを追いかけたあの頃の
夢を今もふところに 西へ行く
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち ふたたびの風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに
蛍の光は 遠い日の送り火か
小さく見える景色は 陽炎か
出逢いも別れも夕暮れにあずけたら
自分の影を捜しに 西へ行く
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 朝焼けの風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに
ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 憧憬は風の中
今も聞こえるあの日の歌を道連れに
- 三都物語
胸さわぎの 旅は
いま始まって
時の流れのままに
こころを遊ばせこの私は 誰を
訪ねるあてもなく
まるで詩人のように
景色に染ってああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょう風そよげば ひとり
胸抱きしめて
愛の不思議を思う
吐息をもらしてこの泪は きっと
感じるよろこびね
揺れる瞳に映る
季節に恋してああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの朝に舞う夢
黄昏に出会い
ほんの一時のためらいを
誰に言いましょう昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょう
- いい日旅立ち
雪解け間近の北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出るああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた 歌を道連れに・・・岬のはずれに少年は魚つり
青い芒の小径を帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯木で書くつもり"さよなら"とああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた歌を道連れにああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸福をさがしに
子供の頃に歌った歌を道連れに