
CD Albums The Chronicles
GSD-10601-06 BCD-0066
Disc1
走っておいで恋人よ
涙流し疲れたとき
僕の腕のなかで
静かに夢をみるんだよ
すべてを忘れて
※顔は見ないさ はずかしいだろう
永遠にあなたは そのままで
そっとほほ寄せ 言ってみる
すてきな恋人夢に破れ疲れたとき
僕の胸のなかで
心の傷をいやすのさ
すべてを忘れて
※くりかえし生きてることに疲れたとき
どこへも行かずに
走っておいでよ真直ぐに
すべてを忘れて
※くりかえし明日への讃歌
誰も知らない 花のように
あなたのために 生まれた私
嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに忘れよう
※明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー羽根をなくした 鳥のように
涙で青空 見ていた私
さよならだけの青春は 今日をかぎりに忘れよう
明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー雨に打たれて 咲いている
名もない花を 信じたい
生きてることの 幸せは 誰かを信じて歩くこと
明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー※繰り返し
今はもうだれも
今はもうだれも 愛したくないの
何もかも無くした 今の僕に出来ること
淋しさだけが じっとしている
止めど流るる涙に
ひとつひとつの 思いでだけが
今はもうだれも 愛したくないの今はもうだれも 愛したくないの
何もかも無くした そんな僕に出来ること
愛されたくて そんな君に
僕の中に悲しみだけが
たった一つの 残りものなの
今はもうだれも 愛したくないの愛されたくて みんな君に
僕の中に悲しみだけが
たった一つの 残りものなの
今はもうだれも 愛したくないの
愛したくないの 愛したくないの帰らざる日々
最後の電話を握りしめて
何も話せずただじっと
貴方の声を聞けば何もいらない
いのちを飲みほして目を閉じる※Bye,Bye,Bye 私の貴方
Bye,Bye,Bye 私の心
Bye,Bye,Bye 私の命
Bye,Bye,Bye,Bye my love何か話さなきゃいけないわ
わかっているけれど
目の前を楽しい日々が
ぐるぐるまわるだけ※(Repeat)
酒びたりの日も今日限り
私は一人で死んでゆく
この手の中の夢だけを
じっと握りしめて※(Repeat)
貴方の声が遠ざかる
こんなに安らかに
夕暮れが近づいてくる
私の人生の※(Repeat)
遠くで汽笛を聞きながら
悩み つづけた 日々が
まるで 嘘のように
忘れられる 時が
来るまで 心を 閉じたまま
暮らしてゆこう
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街で俺を 見捨てた 女を
恨んで 生きるより
幼い心に 秘めた
むなしい 涙の 捨て場所を
さがしてみたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街でせめて 一夜の 夢と
泣いて 泣き明かして
自分の 言葉に 嘘は
つくまい 人を 裏切るまい
生きてゆきたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街でさらば青春の時
振り向かないで 歩いてゆける
そんな力を与えて欲しいやすらぎの時が 青春ならば
今こそ笑って 別れを言おう遙かな夢を捨てきれないままに
熱い血潮は逆まく胸に振り向かないで 歩いてゆける
そんな力を与えてほしいこの世に生れた 唯それだけに
甘えて暮らして 生きてはゆけない遙かな夢を捨てきれないままに
熱い血潮は胸を焦がして振り向かないで 歩いてゆける
そんな力を与えてほしい遙かな夢を捨てきれないままに
熱い血潮は胸を焦がして振り向かないで 歩いてゆける
そんな力を与えてほしい冬の稲妻
あなたは 稲妻のように
私の心を 引き裂いた
蒼ざめた心 ふるわせて
立ちつくすひとり 立ちつくす
You're rollin thunder 突然すぎた
You're rollin thunder 別れの言葉
忘れない あなたが残していった
傷跡だけは・・・あなたは 稲妻のように
私の体を 突き抜けた
燃え尽きた体 抱きしめて
駆け抜ける一人 雨の中
You're rollin thunder 突然すぎた
You're rollin thunder 別れの言葉
忘れない あなたが残していった
傷跡だけは・・・
忘れない あなたが残していった
傷跡だけは・・・<
あなたは 稲妻のように
私の心を 引き裂いた
蒼ざめた心 ふるわせて
立ちつくすひとり 立ちつくす涙の誓い
Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever
汽笛がむなしく 響く
Oh Please これが Oh Please これが
最後の最後の祈り
泣きながら すがりつけば 終わる
そんなキザなやさしい愛じゃなかった
もう二度と消えない手首の傷あとOh I Love You Forever Oh I Love You Forever
遠ざかる 思いでのかけら
Oh Please これが Oh Please これが
最後の最後の祈り
Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever
あなたの背中に叫ぶOh Please これが Oh Please これが
最後の最後の誓い
残されて一人きりで生きる
明日からは心を閉ざしたままで
もう二度と夢など 追いかけはしないOh I Love You Forever Oh I Love You Forever
消えてゆく 思いでのかけら
Oh Please これで Oh Please これで
すべては すべては 終わる五年目の手紙
私は今も変らずに
会社勤めの毎日です
服を着がえていそいそと
家路を急ぐ人の群に
まぎれて一人帰る道すがら
白い封筒を買いました
たいした意味などないけれどあなたがくれた一枚の
燃えてた頃の手紙だけ
机の隅に入れたまま
今夜はペンをとりました
書き終えた便せんの追伸に
「今でも私は」……と書けなくて
そっと破いて捨てました真夜中に一人吹く口笛を
叱ってくれる人もなく
五度目の冬が過ぎましたジョニーの子守唄
束の間の淋しさ うずめるために
君の歌声を 聞いていた
せまいホールの壁に もたれて
君の動きを 追いかけていた飛び散る汗と 煙の中に
あの頃の 俺がいた
オーオージョニー 君は今
オージョニー どこにいるのか時間つぶしの 店の片隅
ふと聞こえてきた 君の唄
コーヒーカップを 持つ手がふいに
振るえだしたのが 恥ずかしくて
子供ができた 今でさえ
あの頃は 忘れない
オー ジョニー 君だけが
オー ジョニー 俺の想い出風の噂で 聞いたけど
君はまだ 燃えていると
オー ジョニー それだけが
オー ジョニー ただうれしくてチャンピオン
つかみかけた 熱い腕を
振りほどいて 君は出てゆく
わずかに震える 白いガウンに君の
年老いた 悲しみを見た
リングに向かう 長い廊下で
何故だか急に 君は立ち止まり
ふりむきざまに 俺に こぶしを見せて
寂しそうに 笑ったやがてリングと拍手の渦が
一人の男をのみこんで行った
(You're King of Kings)
立ち上がれ もう一度その足で
立ち上がれ 命の炎を燃やせ君はついに立ち上がった
血に染まった赤いマットに
わずかに聞いた君の両目に光る
涙が 何かを語った獣のように 挑戦者は
おそいかかる 若い力で
やがて君は 静かに倒れて落ちた
疲れて眠れるように
わずかばかりの意識の中で
君は何を考えたのか
(You're King of Kings)
立たないで もうそれで充分だ
おお神よ 彼を救いたまえロッカールームの ベンチで君は
きれたくちびるで そっとつぶやいた
(You're King of Kings)帰れるんだ これでただの男に
帰れるんだ これで帰れるんだOh ライ ラ ライ ラ ライ ラ ライ
夢去りし街角
もう泣かないで 悲しまないで
折れるほど 抱きしめてみても
もう戻らない あの日 あの時
かけがえのない 季節だった
街には家路を急ぐ人が
足早に 目を伏せて 安らぎを求めて
もう行かなくちゃ 辛くなるから
最後の言葉だ ありがとう愛の喜び 夢に描いて
傷ついて 涙も涸れて
気がついた時 笑うことさえ
忘れた 自分に気づいた
街には夕暮れがしのびおりる
片寄せ歩いても 心は淋しい
もう行かなくちゃ 辛くなるから
最後の言葉だ ありがとう出会いと別れの中で人は
運命に立ち向かう勇気をみつけるもう行かなくちゃ 辛くなるから
最後の言葉だ ありがとう
最後の言葉だ ありがとう
最後の言葉だ ありがとう秋止符
左ききのあなたの手紙
右手でなぞって真似てみる
いくら書いても埋めつくせない
白紙の行がそこにある
友情なんて呼べるほど
綺麗事で済むような
男と女じゃないことなど
うすうす感じていたけれどあの夏の日がなかったら
楽しい日々が続いたのに
今年の秋は いつもの秋より
長くなりそうな そんな気がして夢を両手に都会に出て
何も掴めず帰るけど
やさしさの扉を開ける鍵は
眠れない夜が そっと教えた
心も体も開きあい
それから始まるものがある
それを愛とは言わないけれど
それを愛とは言えないけれどあの夏の日がなかったら
楽しい日々が続いたのに
今年の秋は いつもの秋より
長くなりそうな そんな気がして春の嵐が来る前に
暖かい風が吹く前に
重いコートは脱ぎすてなければ
歩けないような そんな気がして狂った果実
ひとしきり肩濡らした 冬の雨
泥をはねて 行きすぎる車
追いかけて ケンカでもしてみたら
少しぐらい心もまぎれる狂った果実には 青空は似合わない
家を出た あの時の 母のふるえる声は
今でも 耳に響いてる 低く高くポケットで 折れていた ハイライト
おかしくて 吸う気にも なれず
かじりかけのリンゴをただ おもいっきり
投げつける 都会の闇に許してくれなんて 言えない 今の俺には
ナイフ捨てたこの手で 回す ダイヤルの音
せめて もう一度 きざみたい 声がある生まれてきた事を くやんでないけれど
幸せに暮らすには 時代は冷たすぎた
中途半端でなけりゃ 生きられない それが今狂った果実にも 見る夢はあるけれど
どうせ 絵空事なら いっそだましてしまおう
せめて この胸がさけるまで Silence Is Truth!それぞれの秋
陽溜まりの坂道に立ちどまり
通りすぎる学生を見ていた
俺もあの頃はあんなふうに
きらきらと輝いて見えたろう
授業にも出ずに お茶を飲みながら
くだらない夢を話した
突然おこった不精ひげのおまえも
噂では苦労していると今も忘れられないのはあの時の言葉
幸せになろうなんて思っちゃいけない愛した女ひとりと 苦労を共に出来たなら
そんなささやかな人生も きっと悪くはない
夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋たしか去年の初夏の頃
届いた一通の手紙には
旅好きなあいつのおふくろから
痛々しいほどの細い文字
ある雨の朝 見知らぬ町で
自ら命を終えたと
母に残した一行の言葉
悲しみだけが人生今も忘れられないのは あいつの口ぐせ
人は自分の死に場所を捜すために生きるささやかに 生きている友達の
人生とは 一体何んだろう
あざやかに死んだ 友達の
人生とは、一体何んだろう
夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋今では二人の思い出も 忘れかけるほどの毎日
ふと立ちどまる道端に 悲しいほど赤い落日夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋
夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋エスピオナージ
Fade Away 足音が冷たくこだまして
凍りつく落日に別離の口づけ
Espionage 悲しき運命
Espionage 命は風に吹かれるまま
Fade Away いくつかの恋もしたけれど
目の前の幸福に心も揺れたけど
Espionage 悲しき運命
Espionage 命は風に吹かれるままEvery Day All Over The World
Every Night All Over The World
拳銃を胸に握りしめたまま 夜空に祈り続けたFade Away この街が最後の街だろう
Fade Away 消えてゆく男に赤いバラFade Away 紫にけむる霧の中
耳につく秒針の時を刻む音
Espionage 悲しき運命
Espionage いつかは異国の土になる
Fade Away 脇腹をえぐる熱い風
目の前のガス燈が遠く消えてゆく
Espionage 悲しき運命
Espionage いつかは異国の土になるEvery Day All Over The World
Every Night All Over The World
愛を忘れた素振りをしながら仮面の下で泣いてたFade Away この街が最後の街だろう
Fade Away 消えてゆく男に赤いバラEspionage 悲しき運命
Espionage いつかは異国の土になるFade Away この街が最後の街だろう
Fade Away 消えてゆく男に赤いバラテーブルという名の海
あなたは遅れてくる 私は一人で待つ
おきまりのあなたの言い訳 疲れた笑顔の私
何度も甘い言葉 あなたはくり返した
嘘をつくあなたの唇 私は好きだったけれど向かいあう二人の前に テーブルという名の海
あなたは気付いてない 私 悲しみの
涙の海に溺れそうなの傷ついた私の ガラスの愛の舟は
もう戻れない 燃えていた あの頃の岸辺には思い出ひとつだけは 両手で包めるけど
多すぎる思い出は傷よ あなたもいつかは気がつく
あなたに抱かれるだけ 心に痣が増える
見せかけのあなたの笑顔も 私は好きだったけれど向かいあう二人の前に テーブルという名の海
あなたが思う程に 私 バカじゃない
3度目はもう振り向かないわ目の前のあなたが 遠ざかる少しずつ
もう戻れない 燃えていた あの頃の岸辺には向かいあう二人の前に テーブルという名の海
あなたが思う程に 私 バカじゃない
3度目はもう振り向かないわ目の前のあなたが 遠ざかる少しずつ
もう戻れない 燃えていた あの頃の岸辺には
もう戻らない 燃えていた あの頃の岸辺にはライトハウス
俺達と言える歓び 迷いながら過ぎた日々
気づかなかった 遠い一筋の光
一人で泳ぎ続けてた 希望という夜の海
溺れそうになりながら いつも何か捜してた
青春はまばゆいほどの
光だけの日々じゃない
絶望の海にライトハウス
勇気こそが永遠に消えないもの出逢いが奇跡の始まり 別れさえも再会も
あの日の空に 遠い一筋の光
君を憎んでだことさえ 若さゆえの思い込み
真昼の海じゃみえない まして目を閉じたままじゃ
青春はまばゆいほどの
光だけの日々じゃない
絶望の海にライトハウス
勇気こそが永遠に消えないもの自由に溜息をつきながら
少年はやがて大人になってしまうけど青春は嵐の海に
泳ぎ出す強さのこと絶望の海にライトハウス
出逢いこそが永遠に消えないもの
Disc2
蜩
通りすがりの 蛇の目傘
裾を濡らして 走り雨
カナカナ カナカナ 蜩と
泣いて 一日 また過ぎる貴方がくれた 吊り忍
今も枯れずにあるものを
カタカタ カタカタ はたを織る
糸も心も つづれ織り冬木立
こおろぎの鳴く声 チロチロきこえる
六畳一間の色あせた部屋に
コロンとねころび 電燈をみてると
何故かぼやけて 灯りがかすむ
窓の外には終電車
窓の外には終電車思い続けて ただひたすらに
人混みの中に 貴方をさがす
出会うはずない この運命ならいっそ
故郷をすてて 逃げてゆきたい
それも出来ずに 季節はめぐる
それも出来ずに 季節はめぐる春は悲しい足跡を残して
夏の日照に身をこがしながら
何も出来ずに 木の葉は落ちて
冷たい部屋に 舞い戻るいつしか外は 冬木立
いつしか外は 冬木立讃歌
離さない 離せない もう君だけは
何も…何も考えちゃいけない俺だけを 俺だけを じっとみつめて
何も…何も考えちゃいけない1人で眠れぬ 夜があれば
心の中で呼んでおくれ露に濡れ 雨に耐え いつも変わらず
幾度… 幾度 暑い夏 乗りこえ咲かないで 咲かないで 命果てていく
そんな そんな 名も知らぬ花さえ力の限りに生きている
せめてそれだけは知らせたい変わらぬ心で君だけを
信じつづけたほこりだけがついて来い ついて来い 涙流しながら
じっと…じっと 俺だけを見つめて…都忘れ
月の出を合図に 船をこぎ出して
今、水面を駈けて 君のもとへと燃ゆるおもひで 櫓をこげば
ほほうつ風さへ 心に甘い明日の朝嫁いで 都へ行く私
今 命をかけて 貴男のそばへ無駄に過ごした 年月を
今こそつかむと 手を合わせるあの橋のたもとで 木陰に身を寄せて
今 すべてを捨てて 君は待つのにはやる心と うらはらに
涙で見送る母を許せよ女の幸福は 心を捧げた
恋しいお方の たった一言世間も親も 何もかも
振り捨て 生きると心に誓う神の心あらば 二人の行く先を
せめてそっと照らして 守っておくれ都忘れる花のように
ひそかに かくれて 生きてゆきたい砂の道
歩いても 歩いても 歩いても
振り向かず 振り向かず 振り向かずそれしか出来ない 私の生き様
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・流されて 流されて 流されて
立ち止まり 立ち止まり 立ち止まり休むことさえ出来ない人生
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・休むことさえ出来ない人生
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・引き潮
むなしい夢とは知っていながら
あきらめきれずに
暮らし続けた年月は
ただ甘えていただけ
遅すぎた言葉を今なら言えるのに
寄せては返す波 遠く遠く思えば小さな見栄と誇りが
男と女を結ぶ最後のまごころも
通わなくしてしまう
忘られぬ思いこの海に叫んでも
答えてくれる人はいない いない今では笑える昔話も
互いに出来ずに
追えば遠くに逃げてゆく
そんな男と女
そんな男と女哀しみの終る時
お願い お願い お願いもう
哀しい目をして私をみないで
まぶしい まぶしい まぶしいくらい
貴方の視線はやさしく熱いわ
みつめすぎないで私を
一人で歩いて行かせてね
今をのがしたら二度と歩いて行けなくなる
お願い お願い お願いもう
哀しい目をして私を見ないで心は 心は 心は今も
貴方の言葉で満たされているわ
体も 体も 体も今は
貴方の匂いで満たされているのに
ついて行けるならこのまま
ついて行きたいわ過去をすて
けれどそれは出来ない 何も聞かないでほしい
お願い お願い お願いもう
哀しい目をして私をみないでこのまま貴方といたなら
私はあまりにみじめなの
ほんの気まぐれの恋を忘れてくれていいわ
お願い お願い お願いもう
哀しい目をして私をみないでお願い お願い お願いもう
やさしい目をして私をみないでこの空の下
見知らぬ町の 見知らぬ人よ
今日も同じ空の下で 生きているのか
見知らぬ町の 見知らぬ人は
今日も誰か愛しつづけ 暮らしているのか
喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて
それでも人は 生きてゆけるのか
そんな人に 出逢う時が
いつかは 来るのか…生まれてそして 見果てぬ夢を
明日も同じ空の下で 追い続けるのか
喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて
それでも夢は 追い続けるのか
そんな人に 出逢う時が
いつかは 来るのか…煙草のけむり
一人きりの煙草のけむり
目にしむふりして振りむいてみても
誰れもいない昨日の夜から
ぬけがらだけの男が生まれたそしてやさしい女が一人
信じる心を失くしていった
もう戻らない
もう戻れない黒い鷲
爪のない白い鷲が 大空をさまよう
小さな鳥や獣達は 蒼ざめて逃げまどう
翼拡げて 白い鷲はうたう
広いこの空の果てまで 俺は見えるし飛びながら考える 俺は自由なのか
太陽にとどくほど 高く 飛びただようか高く もっと高く 体 焦がすほどに
行けば 目の前に迫る赤い火の玉気がつけば青い海 黒い翼の鳥
飛び立てる羽もなく 波に身をまかせて
揺れる そっと揺れる 体 溶けるほどに何故かくやしくはなかった……鷲でも
爪のない黒い鷲が大空をさまよう
金色の瞳には何も見えないけど
翼を拡げて 黒い鷲はうたう
俺は飛べなくなるまで夢はすてない冬の嵐
キラめくライトの中で ほほえんで
夢をふりまいてる つもりだった 私
昨日まで確かに すべてのものは
私のまわりを まわっていた
だけど今は どうだろう
しらけきった客達のざわめきの中で
流れる汗の冷たさに
凍える体を
うけとめてくれる人も
私にはもういない*The End The end of my life
The End The end of my life遠ざかるざわめきが
外は冬の嵐鳴りやまない拍手の中で 手をあげて
人生の楽しさ 歌ってた 私
昨日まで確かに すべてのものは
私のまわりを まわっていた
だけどそれは 悲しい錯覚
新しい星達の歌声のかげに
埋もれて 消えてゆくもの
ただそれだけのこと
口紅も似合わないと
鏡に知らされた*くりかえし…
口笛が聞こえる町
旅に出るなら雨の日が一番似合うと思っていた
右手には傘、左手にはつかみそこねた幸福を
ついてなかった生きる事に
努力はいつもしていたが
所詮笑顔の似合わない人もいる
かもめが低く飛ぶ曇り空
ロシアの船の着く港
砕ける波 ほほにつめたく 旅立ちを責める
思い出せば楽しいことも少しはあった誰が吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を
誰が吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…消すに消せない痣のある
まちがいだらけの青春と
分かっているのは誰れよりも
自分なんだと知っていた
心の糧になる本を鞄の底にしのばせて
話し相手にしてみても夜は長い
いかつり舟の漁火だけが淋しくゆれる北の海
窓にうつる自分の顔は若くはなかった
悲しいけど大人の顔に変っていた誰れが吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を
誰れが吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…男鹿の子守唄
冬は男の海のごと
人訪れることもなき
風花うたう 男鹿の海夏は女の海のごと
人恋しげな素振りして
山撫子に 何語る海と空との交わりに
ただ悲しげにかもめ舞う
鉄紺の海 音高く風が散らせし花達を
拾い集める人もなく
涙流さん 人知れず真夜中のカーニバル
人影も見えなくなった ゲームコーナー
嘆きのピンボール弾かれて色とりどりの夢に●られた
嘆きのピンボール行き過ぎる車は 楽しげな二人連れ
コインを投げたよ 都会の闇に陽のあたる場所を夢見て
一人で聴くジュークは Mr.ロンリーあのビルの窓の明りも 消えてしまった
嘆きのジョーカーポケットの小銭の数も 寂しくなるよ
嘆きのジョーカー真昼のざわめきは いつかの映画の様に
記憶の片隅で震えているよ陽のあたる場所を夢見て
一人で聴くジュークは Mr.ロンリー陽のあたる場所を夢見て
一人で聴くジュークは Mr.ロンリー陽はまた昇る
夢を削りながら 年老いてゆくことに
気が付いた時 はじめて気付く空の青さに
あの人に教えられた 無言のやさしさに
今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと冬晴れの空 流れる煙 風は北風
鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ
息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外
もしかして言わなければ 別離ずにすむものを
それでも明日の貴方の為に あえて言おう 「さよなら」と陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛すラスト・ソング-最後のライト-
最後のライトは 消さないで
せめて拍手が 終るまで
恋をすることさえも 許されないで
歌い続けてきた私
せめてこの歌は 貴方に客席にはいつもの 貴方がいて
となりには貴方の 愛する人が
何も知らずに 微笑んでいるたった一度の あやまちを
貴方は悔やんで いるかしら
たった一度の恋の あやまちだけが
私をささえてくれたのに………明日から一人で 歩いてく
少しは大人に なれたもの
もう二度と逢わないと 心に決めて
涙みせずに歌うから
せめて心だけ 受け止めて明日になれば貴方は 祭壇の前で
新しい愛を 永遠に誓う
だから今日までは 私の貴方最後のライトは 消さないで
せめて拍手が 終るまで
恋をすることさえも 許されないで
歌い続けて行く私
せめてこの歌を 貴方に
せめてこの歌を 貴方に
Disc3
昴-すばる-
一)目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなしああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ二)呼吸をすれば胸の中 凩は吠き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなりああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よマイ・ボーイ
My Boy いつの日か この手を離れて
大空に逃げてゆく時は 黙っておゆき
My Boy さよならの言葉はいらない
心のおもむくままに 駆けてゆけばいいおまえがこの世に生れた あの日の空は
いつまでも 瞳の中にやきついて 消えないからMy Boy ふしくれたこの手で 今おまえの
そのほほに 触れておこう
おまえが気付かぬうちにMy Boy この胸の熱い高なりを
おまえに伝える法はないけれど 感じておくれ
My Boy この胸を力の限りに
その足で蹴って飛び上がれ あの日のあの空へ私はおまえのためだけに 生きてはいない
自分のために生きてそして 愛する人のためにMy Boy 傷つくことを恐れちゃいけない
つらくなった時は この空の青さを信じればいい私がこの世に生れた その日の空を
私の父もきっと忘れず 生きていたにちがいないMy Boy いつの日か この手を離れて
大空に逃げてゆく時は 黙っておゆき私がそうしたように 逃げておゆき
玄冬記-花散る日-
通夜の夜には不釣合なほど
空一面の銀の星
黒い喪服の弔問客が
今日だけは明るい路地を抜けて終電車が走り抜けた後
この部屋にも夜が来る
この空の下で暮らしている
他の人よりも長い夜が来る酒にのがれて逃げてもみたい
大きな声で歌でも唄おうか
いつかは来ると今日という日が
いつかは来ると知っていたおしい人を失くしましたねと
隣の部屋で声がする
聞こえるはずのない貴方でも
伝えてみました二月の闇に旅に疲れる様になってきました
ホテルの窓から見る景色にも驚くことが
少なくなってきてしまいました
春がそこまできているというのに
胸さえときめかなくなりました
毎年毎年こんな風に何かを失くしながら
年を取ってゆくのかもしれません貴方の胸に抱かれたかった
今夜しみじみそう思う
香の匂いにまぎれて香る
貴方が愛おしんだ冬の花覚えてますか子供の頃に
買ってもらったズック靴
さよならすると貴方の後を
泣きながら追いかけた夏の夕暮れ出逢える人の数よりもなお
別れる人の数が増えてきた
いつかは来ると今日という日が
いつかは来ると知っていた通夜の夜には不釣合なほど
空一面の銀の星
泣きながら追いかけることさえ
出来ないくらい大人になりました残照
足早に暮れてゆく 秋の夕陽のいさぎよさ
久しぶりに散歩する父と二人の遠回り
はるか昔にこの人の背中で聞いた祭りばやし
遠く聞こえて道の向うに目をやれば
影を落として小さなカラスが空を行く"人生は祭りのよう"何気なく貴方は言った
その後の淋しさにたえる勇気が出来ました
残り少ない祭りの夜は
せめて一緒にそばに坐って
酒でも飲んで同じ話を繰り返し
胸のページに書き写してすごしていよう哀しくて哀しくて 体全部が哀しくて
目頭が熱くなり思わず貴方を追いこした
見えていますかこれが貴方の 見えていますかこれが貴方の
夢を削った 夢をこわした背中です
震えているのはきっときっと・・・
震えているのはきっときっと・・・愛
あー幾度か眠れない夜に泣き
あー人生のいたぶりに傷ついて
それでも君はここに居る
涙うかべて目の前に居る
涙流せるうちはいい
涙枯れたら飛び込んで来い
その時の為だけにこの胸は
淋しさそれだけを抱き続けてきたあー狂おしく抱きしめても見えない
あー唇を重ねてもなお見えない
目を伏せながら君は聞く
私に愛を見せておくれと
見せられるのが愛ならば
私は愛など信じたくない
いつの日かこの命終る時
最後の景色はおまえの瞳力の限り君を抱く
この指先の爪の先まで
もはや言葉は虚しかろう
君を奪って私は生きる
いつの日かおまえにもわかるだろう
愛とはただひたすらに 生きてきたことだと花束-最後の汽笛-
今汽笛を鳴らし最後の汽車が走る
汗とすすにまみれ走り続けてきた機関士がいた
娘は19 春になれば花嫁になってしまう
それが 辛くもあり嬉しくもある
そんな父親だったこの駅のはずれで泣いてた子供達も
成人式を終えて都会へと出て行って戻らない
ルリ色の海
右手に拡がり通りすぎる踏切はかつて
妻の手を引いて家を出た想い出のあの場所昨日の夜のこと 娘がぽつりつぶやいた
彼の望んでる都会へ
私もついて行きたい”お願い〝
”いいよ〝と陽気に言っはみたが
思い出は消せるどころか
飲めない酒を浴びるほど飲み
天井を見つめて泣いたこの汽車が最後の駅に着いたその時には
私の人生の仕事はすべて終ってしまう
楽しい日々をくれた娘に精一杯の思いを込めて
すすで汚れたこの手で今 最後の汽笛を贈ろうララ…… ララ……
汽車が着いた駅の古びた柱の影に
人垣をさけながら立たずむ白髪まじりの妻がいた
頬をつたわる涙ぬぐわず 白い花束をかかえて
声にはならないけれど かすかに唇が動いた
”ごくろうさま〝ララ…… ララ……
群青
一)空を染めてゆく この雪が静かに
海に積りて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て儚きは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇二)老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ空を染めてゆく この雪が静かに
海に積りて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる青年の樹
一人心に別れを秘め
何も知らずに眠る貴方の
部屋の灯りに眼をやれば
憧憬に旅立つ足がすくむ私の二十歳の祝いにと
貴方が庭に立たずみ静かに
やせたその腕で土をかけた
青年の樹よ今をのがせば夢などに
若さをかける時は二度とない桜ひとひら雨に散る
冬まだ明けぬ春に散る
落ちたひとひら風に舞い
何処の土に埋もれ終るやら私の二十歳の祝いにと
貴方が庭に立たずみ静かに
やせたその腕で土をかけた
青年の樹よ老いた二人の行く先を
緑やさしく包んでおくれ私の二十歳の祝いにと
貴方が庭に立たずみ静かに
やせたその腕で土をかけた
青年の樹よ青葉繁りてなお悲し
わびることさえなくなお悲しスーパースター-MY SUPER STAR-
テレビからほほえみかける
貴方を追いかけて街から街へ
誰よりも近くにいたい
そんな毎日だったわ貴方の歌に涙流して
貴方の歌に夢を託して
駅のホームで貴方を待てば
体さえも震えたわスーパースター 私の輝いた季節は
スーパースター 貴方の歌とともに・・・雨の日も暗くなるまで
事務所の外でたちつくしてた
誰よりも早く知ったわ
貴方のスケジュール表卒業すればやがて私も
会社に勤めて母を助ける
いつまでも子供じゃないと
自分に言い聞かせたわスーパースター 私の輝いた季節は
スーパースター 貴方の歌とともに・・・貴方を待った駅のホームを
小走りに会社に向かう私に
聞こえてきた貴方の歌が
ベルとざわめきにまぎれスーパースター 私の輝いた季節は
スーパースター 貴方の歌とともに・・・スーパースター 私の輝いた季節は
スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた・・・小さな肩に雨が降る
うつむき乍ら歩く肩に やさしすぎる春の雨
情熱だけで生きてゆくなど虚しい夢と知らされた
若さゆえに別れた人を想い
どこまでの濡れたままで歩きたい
いつの日にか 涙も枯れる頃に
いやな唯の大人になる
冬の雨なら 今ここで死んでいたかもしれない恐れるものは何もなくて 一人で生きていたのに
挫折の度に感じ続けた 夢はあまりに遠すぎる
若さゆえに明日がみえなくて
唯一人で生きるしか知らなくて
いつの日にか 喜びに涙する
それさえも信じれなくて
冬の雨なら 今ここで死んでいたかもしれないどんな人にも雨はやさしく 時には残酷に降る
春の雨に肩を抱かれて もう少し歩いてみたい夢の世代
夢の中で泣いたような 不思議なさわやかさを
残して流れ過ぎてゆく 俺達の時代今は何も語らないで 空を見つめてるだけ
君は気付いているだろうか 風は吹いてるディランを聞いて こぶしを握り うなづいてた日
ビートルズを聞き乍ら 泣いてた夢の中で泣いたような 不思議なさわやかさを
残して流れ過ぎてゆく 俺達の時代
FROM THESE DAYS FROM THESE DAYS
今日も風は吹いているあの頃の俺達は 遠い目をしていた
あの頃の俺達は 遠くを見ていた嵐の夜にレノンは死んだ 愛を残して
それさえも 今はすでに忘れて夢の中で泣いたような 不思議なさわやかさを
残して流れ過ぎてゆく 俺達の時代
FROM THESE DAYS FROM THESE DAYS
今日も風は吹いている
FROM THESE DAYS FROM THESE DAYS
今日も風は吹いている22歳
白いシーツをまきつけ 背中でサヨナラの
悲しい別離を感じてた 窓の外は光る海
やさしさとか愛だとか 綺麗な言葉など
信じれる程 若くはない
それは知っていたけれど22歳になれば少しづつ 臆病者になるわ
何故か分かる?貴方
私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね
私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ねやさしくもない貴方に 振りまわされた日々
遊びのふりを続けるには 夏は少し長すぎた
激しい愛の言葉で つづられた歌など
しばらくはもう聞きたくない
強がるには疲れ過ぎた22歳になれば少しづつ 臆病者になるわ
何故か分かる?貴方
愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ
愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ22歳になれば少しづつ 臆病者になるわ
何故か分かる?貴方あー夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配
あー夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配サテンの薔薇
熱い接吻の中で今 奇跡を起こせるものならば
貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で
命果てても悔やまない遠い冬の旅の途中で
めぐり逢えたはじめての人
夢を教えた 貴方の胸の中で
赤より赫く炎のように
燃えて燃えて 生まれ変わってゆくの熱い接吻の中で今 奇跡を起こせるものならば
貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で
命果てても悔やまない暗く寒い街の片隅 一人ひざをかかえたままの
私を摘んで 貴方は変えてゆくの
薔薇より紅いサテンの薔薇に
燃えて 燃えて 生まれ変わってゆくの体の中で うずまく愛がすべて
薔薇より紅いサテンの薔薇に
燃えて 燃えて 生まれ変わってゆくの熱い接吻の中で今 奇跡を起こせるものならば
貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で
命果てても悔やまない
命果てても悔やまない冬の扉
“送ってくれてありがとう 今夜は ここでいいわ
早く帰ってあげてね 待つ人がいるのよ
あなたには あなたには”不意に抱きしめられた 息も出来ない程に強く
ちぎれたボタンが落ちてく 私の部屋の扉の前お願いもうやさしくしないで 別れは肌で感じてた
最後の夜は出逢ったあの日と 同じようにすごすはずでしょう
ねえあなた……首筋に熱くかかる貴方の吐息も 今夜が最後ね
これが貴方のさよならね 気付いているのよ私不意に抱きしめられた 息も出来ない程に強く
ちぎれたボタンが落ちてく 私の部屋の扉の前歪んでいても狂って見えても 心に嘘はつけない
あなたの好きなミツコの香りも 明日からは
二度とつけない
もうつけない……首筋に熱くかかる貴方の吐息も 今夜が最後ね
これが貴方のさよならね 静かにうなずく私冬の扉の前でおびえる貴方の 背中を見ていた
私は扉を開けた 25歳の最後の夜にいい日旅立ち
雪解け間近の北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出るああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた 歌を道連れに・・・岬のはずれに少年は魚つり
青い芒の小径を帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯木で書くつもり"さよなら"とああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた歌を道連れにああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸福をさがしに
子供の頃に歌った歌を道連れに忘れていいの-愛の幕切れ-
忘れていいのよ 私のことなど
一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら
もういいわ もういいわ おこりはしないわ
不思議ね 別れの予感を 感じてた
心の中で 少しずつ信じてる振りをしていただけ それに気付かない
貴方は若すぎたのよ笑って見送る 私は平気よ
貴方を乗せたこのバスが
見えなくなるまでは笑っている
見つめていないで 背を向けていいのよ
上着の襟が立ってるわ 自分でちゃんと直すのよ 今日からは遠ざかる 愛が消えてゆく
涙あふれても 逃げない
バスが行くまで手を振る貴方に 心は乱れる
どうかあなた どうかあなた
行かないで 行かないで忘れていいのよ 私のことなど
一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら
慣れてるの 本当よ 別れの言葉に
映画のような愛なんて 欲しいとは思ってなんかいないのに遠ざかる 愛が消えてゆく
涙あふれても 逃げない
バスが行くまで
涙あふれても 逃げない バスが行くまで
Disc4
誕生日-ありふれた黄昏の街にて-
貴方の誕生日はいつでも
二人でお洒落をして 出かけたわ
ネクタイが少し苦しそう でも
貴方はいつもより大人に見えたわ人混みの街で 夕闇にまぎれ
からめた指の 先からそっと
愛が静かに すべり落ちたわ
私の心にこのままいつまで 続くのかしら
二人の夢のような 毎日が
そのうち二人が 大人になれば
離れてしまうかも しれないけれど人混みの街を 貴方に抱かれて
歩いてるこんな 私を見ていて
今が幸福 それより他に
何も欲しくない友達同士や 恋人同士が
おりなす悲しい 別れのドラマが
いつか二人を 包む時まで
この手は離さないガラスの風鈴
一人で爪をかむのは 貴方の悪いくせだった
見つけて叱る私を 貴方は愛してくれたWow-西陽にやけた カーテンをはずしながら
Wow-旅の仕度を今 終えたところよ貴方がくれたベコニアの花も
思い出と一緒に殺すつもり
さよなら さよなら 私が愛した日々よ二人で暮らし続けた 夢だけを握りしめて
明日も見えないままに 昨日も見ないままにWow-貴方の匂いの残る 部屋はつらすぎる
Wow-貴方と二人で見ていた すべてのものもこの体さえ この心さえ
消せるなら他に何もいらない
さよなら さよなら 私が愛した日々よWow-あの頃買った ガラスの風鈴だけが
Wow-テラスの隅で淋しく 揺れているわ銀のナイフで糸を切ったら
粉々に夕陽に溶けていったさよなら さよなら 私が愛した日々よ
さよなら さよなら 私が愛した人よレストランの片隅で
手首の傷を時計で隠して 明るく振るまうの
化粧道具もあの時のまま 口紅も折れたままよ
貴方がくれたピアスも 港から海に捨てたわ
熱い指先で触れた この耳たぶも冷たいわ私を抱いたその腕で 今夜は誰を抱いてるの
悔しいわけじゃないけど 少しだけ気になるの
不思議ね抱きあう度に別離の歌が 聞こえた気がした
広い世界を狭く生きても それが幸福だった
レストランの片隅で はじめての煙草を吸えば
苦しさに涙あふれた 淋しさに涙あふれたまわりの人が遠くから 私を盗み見してるけど
このままかまわないでいて 想い出のこの店に居させて貴方がかけたこの椅子に
手のひらを押しあててみた
その冷たさが教えてた
あの夏の日は終わったとまわりの人が遠くから 私を盗み見してるけど
せめてこの店が終わるまで 想い出の
この場所に居させて流行の女達
髪を短くしたのよ 別に意味などないけど
恋に疲れたみたいで 大人に見えるかしら
すこし痩せたと言われるたびに 作り笑顔で
気付かれまいとつくろう肩に
あなたの影が見える街で流行のいい女になれないわ
夜明け前のベンチで きのうも泣いていた仕事に生きれるなんて 少し憧れるけれど
仕事に生きる女は 皆どこか寂しそうで
強がるたびに見せるとまどい 隠しきれずに
眠れぬ夜をまぎらす為に
グラスに夢を語る街で流行のいい女になれないわ
TVドラマは終われば 忘れてしまえるけど街で流行のいい女になれないわ
今日も人混みの駅で 電車を待っている棘-とげ-
見つめている 私の瞳に涙あふれて
指先の煙草の灰が 別離の言葉
捜してるみたいね
もういいでしょ 楽しい思い出だったもの
飽きてしまったの 遊びには棘だらけの 美しくもないこの花に
貴方は何を求めるの貴方の心に 痛みしか与えられない
私はそれだけなのに・・・覚えている 貴方と二人で観たロードショー
地下鉄の音にまぎれて 本気なのと
尋ねたこともある
卑怯だけど 楽しい思い出だったもの
傷つきあう前に 忘れたい棘だらけの 美しくもないこの花に
貴方は何を求めるの貴方の心に 痛みしか与えられない
私はそれだけの花棘だらけの 美しくもないこの花に
優しすぎる雨は罪棘だらけの 美しくもないこの花に
優しすぎる雨は罪夜顔
気休めだけの言葉に 体も慣れたわ 今では
やつれた指のリングさえ 重くて痛いわ このまま
愛を忘れた骸達が 繰り返す道化芝居に
最後の幕を下ろすには 裏切ることだけね行きずりの人に 声かけて 視線で誘ってみる
やさしい妻の顔を捨てて 女の顔になる幸福を求める度に 不幸福になる 何故なの
だいそれた望みじゃないわ ぬくもりが欲しい
それだけ
愛が静かにこぼれてゆく 二人の指の隙間から
さしさわりのない妻よりは 狂った女になりたい行きずりの人に 声かけて 視線で誘ってみる
やさしい妻の顔を捨てて 女の顔になる見知らぬ人に抱かれながら 涙がほほをぬらす
悲しい仮面のその下で 妖しく燃えてゆく12番街のキャロル
あなたのために歌う 思い出のキャロル
あなたに聞こえるかしら
私のために歌う 別れのキャロル
12番街に消えてゆく街角のホテルの隅で 雪まじりの雨を見てる
愛の終わり
痛みに熱い手のひらを ほほに押し当ててみても
遠く消える日々
恋にときめくこともなく 齢老いてゆく私
幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだったせめて もっと もっと もっと もっと
もっと もっと もっと もっと
あなたに甘えたかった
けれど きっと きっと きっと きっと
希望のない愛だからこそ
嘘だけはなかった愛だと信じてる分別のある恋なんて 本当の恋じゃないこと
知ってるわ知ってるわ
許せないあなただけれど 許したい別の心が
ほほを伝わり落ちる
灯りのともる部屋の窓 なつかしいあなたの影
幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだったせめて もっと もっと もっと もっと
もっと もっと もっと もっと
あなたに甘えたかった
けれど きっと きっと きっと きっと
希望のない愛だからこそ
嘘だけはなかった愛だと信じてるせめて もっと もっと もっと もっと
もっと もっと もっと もっと
あなたに甘えたかった
けれど きっと きっと きっと きっと
希望のない愛だからこそ
嘘だけはなかった愛だと信じてる浪漫鉄道<蹉跌篇>
名前も知らない駅の ホームで雪を見ている
枕木に落ちた夢の 跡を数えながらいま
右のレールは 東京の街まで続く
左のレールは 故郷のなつかしい街へと
挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に出逢いはいつも悲しい 別離の時を思えば
老人がつぶやいていた 人生は皆
右のレールは 無残な夢へのい
左のレールは ささやかな幸福のい
挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは叫び 戸惑う汽車は旅人祇園祭
化野をぬけて清滝へ向かう 祗園祭りの遠ばやしを
逃がれるように宿につけば 心細さもつのる
渡月の橋を渡りきるまでは 振り向いちゃいけない自分の過去だけは
真顔になった君は去年 確かにこの宿にいた
あー宵山の人波にまぎれて
あー握りしめた 君の手を覚えてる今も祗王の夢と祗女の涙 庭に佇み夕暮れまで
悲しすぎるわ女はいつも 男の為に生きてくなんて
結婚するよりこのままの方が 一生懸命生きれるみたいと
つぶやく君は僕よりずっと 大きく見えた旅の宿
あー宵山の人波にのまれて
あー流れてゆけ 若すぎる恋の痣よ風の噂に聞くこともない 祗園祭りにさらわれたまま
君の写真も少し黄ばんで 僕もいくつか年老いた
もっと男でいられたならば 君も女でいられたならば
恋に走れたあの年の夏 帰ることない暑い夏あー宵山の人波のどこかを
あー愛している あの人も流れているだろうあー祗園祭りの 遠ばやしが聞こえる
あーあの日のまま あーあの日のまま
あーあの日のまま あーあの日のまま幸福-しあわせ-
迷い子の夕暮れに 聞いた鐘の音は
家路を教える 母の声ににている
急げ小さな足よ 急げ小さな胸よ
君はいまはじめて気付く 夜の戸張りに抱かれて
幸福… それはささやかな愛する人のぬくもり置き去りの仔猫に 涙流した夕暮れ
手のひらに息づく いのちよろこびぬくもり
この手凍えるまでは せめて夕陽が沈むまで
やがて降る星の光に 君が抱かれて眠るまで
幸福… それはひとときのかけがえのないまどろみ人は小さな胸で 小さな命を抱きしめて
昇り来る朝日の中で 愛する人とみつめあう
幸福… それはなにげない愛する人の幸福… それは感じること愛する人のぬくもり
クラシック-CLASSIC-
あの頃 あんたは妙にさめて暮らしてた
あの頃 おまえは甘い夢ばかり話してた
卒業前夜の 街角でお互いの
生き方が許せず殴りあった
忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も
もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いにあの時 おまえの彼女のこと好きだった
あの時 俺だってあんたを見るのがつらかった
入社試験の夜は 無口のままで
つぶれて眠るまで飲んだ夜明け
忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も
もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いにオールナイトの店のざわめきの中
俺達流行の男じゃないね
それでいいさ 古いタイプの男さ 想い出を失くすよりは
古いタイプの男さ 想い出失くしてまで生きたくない今のままでいい
あなたが時計に 目をやる時
いつも寂しくて 震えているわ
最後の煙草に 火を点けたら
何もないように 帰ればいいわ
雨音…… 溜息…… 愛の形を責めないで今のままでいい 今のままでいい
お願い飽きたと 言わないで
明日が見えない 明日が見えない
昨日まで見ていた 愛が見えないあなたの背中に 耳をあてて
そっと聞いていた さよならの音
かくれて見送る 階段の
数が増えてゆく うしろめたさに
雨音…… 溜息…… 愛の形を責めないで今のままでいい 今のままでいい
お願い飽きたと 言わないで
明日が見えない 明日が見えない
昨日まで見ていた 愛が見えない今のままでいい 今のままでいい
お願い飽きたと 言わないで
あなたが見えない あなたが見えない
昨日まで見ていた 愛が見えないFar away
こんなに遠く 離れていても
夜毎心は 空を駆けてゆく君だけいれば 君さえいれば
生きる事さえ 辛くないから君が病んだ時は 僕は息を止めて
熱い想いをこめ 祈り捧げたいToo far away 愛への道は far away
だけどかすかに光 見えれば それでいいToo far away 君への道は far away
だから言葉をひとつ くれれば それでいい見えない糸で結ばれている
そんな約束 僕はほしいよ
つきなみだけど この世に一人
君だけ好きだ 君だけ好きだ君を風に変えて 空に飾りたい
僕は星になって 君を守りたいToo far away 愛への道は far away
だけど君のほほえみ 思えば それでいいToo far away 君への道は far away
だから勇気をひとつ くれれば それでいい
Too far away 愛への道は far away
だけどかすかに光 見えれば それでいい
Too far away 君への道は far awayだから言葉をひとつくれれば それでいい
英雄
嵐の丘には黒い影だけ
右手にかかげたサーベル見つめて
虚栄も名誉も何もいらない
求めるはただ真実それだけルビーの赤の ワイン口に含めば
英雄達の哀しみが聞こえ始める
歴史の頂上に一人立つ寂しさを
誰か抱きしめて 抱きしめて
誰が私を英雄と決めた風雲流れる 空に呼ばれて
寂しさを捨てきれたなら英雄になる
寂しさを捨てきれたなら英雄になる馬蹄の響きが鎧ゆらして
迫り来る時決断を急かせる
虚栄に生きるか名誉に死ぬか
力の星よ行く道を照らせよルビーの赤のワイン口に含んで
震える胸に熱き血を注ぎ込んでも
歴史の頂上に一人立つ寂しさを
誰か抱きしめて 抱きしめて
だれが私を英雄と決めたグラスが砕けて影が動いた
命まで捨てきれたなら英雄になる
命まで捨てきれたなら英雄になるルビーの赤の ワイン口に含めば
英雄達の哀しみが聞こえ始める風雲流れる 空に呼ばれて
寂しさを捨てきれたなら英雄になる
寂しさを捨てきれたなら英雄になる青い薔薇
冷たい水グラスに入れ 香水を一滴
これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか
手のひらの中に包まれた 薔薇の花を愛する
それは棘までも愛せる 勇気がなければ青い薔薇求める 男の夢が
追いつめる ひたむきに 生きる女を旅に出れば真実の自分の色が見えてくる
薔薇は紅くより赫く 哀しみを知れば紅はより赫く
冷たい水グラスに入れ 香水を一滴
これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか
OH ROSES……OH ROSES……OH ROSES飾りもなく素顔のまま 生きる女も時に
ルージュひけば鏡の前やさしく変わってゆく
今匂い立つ薔薇の森に 真珠の露が落ちて
静寂の中息を密め 光を待ち続ける青い薔薇求める 男の夢に
追いつけず涙する 淋しい女も旅に出れば真実の自分の色が見えてくる
薔薇は紅くより赫く 哀しみを知れば紅はより赫く
冷たい水グラスに入れ 香水を一滴
これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか
OH ROSES……OH ROSES……OH ROSES……
BLUE ROSES男と女に戻る時
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女になる
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女に戻る熱い視線に 抱かれながら
あなただけ 見つめていた頃
君をこの手に 抱いた時の
手のひらの 熱さを忘れてた
小さな嘘や裏切りに
傷ついた夜もあるけど
かけがえのない日々を生きた二人Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女になる
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女に戻る二人で過ごす 時が何故か
淋しくて 胸が痛くなる
愛に慣れすぎ 気付かぬ間に
目の前の 君さえ見えない
見つめ直そうお互いに
男と女に戻って
別れるのも愛し直すのもいいReturn to the man,Return to the woman
もう一度男と女になる
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女に戻る
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女になる
Return to the man,Return to the woman
もう一度男と女に戻る
Return to the man,Return to the woman
Return to the man,Return to the woman愚かしく美しく
愚かしく美しい 恋ならば知っている
一瞬が永遠に 感じれたあの夏の日
並んで見つめてた 『あの胸にもう一度』
バイクが空を舞う ラストシーンに
頷いたあの日の私 今も忘れてない
あなたにはわからない 想い出の夏服を
着たままでいつまでも 待つことのあの淋しさはくるぶしを濡らす波 戯れる黒い犬
あの年の出来事が 今はもう懐かしい
思い出になるために 愛したわけじゃない
忘れられる方が いい時もある
憎しみは愛の裏側 いつも光と影並んで見つめてた 『あの胸にもう一度』
バイクが空を舞う ラストシーンに
頷いたあの日の私 今も忘れてない
冬の波舞うかもめ 夏服を脱ぎ捨てて
走り出すこの指に マニキュアはもうつけない
Disc5
秋のホテル
あなたに抱かれた あの年の夏
私は確かに美しかった
ホテルのロビーを 誇らしげに行く
どの人よりもきらめいたけど 愚かだったわ愛は Daylight Moonlight 激しく静かに
愛は Daylight Moonlight 移ろうままに
あの人に飽きられた それさえも気づかないまま"愛"から始まり"関係"になり
やがては"過去の女"に変わる
一人で来てみた あの夏のロビー
秋のホテルは どこか似ている 今の私に愛は Daylight Moonlight 激しく静かに
愛は Daylight Moonlight 移ろうままに
あの人に飽きられた 残酷ささえなつかしい愛は Daylight Moonlight 激しく静かに
愛は Daylight Moonlight 移ろうままに
あの人に飽きられた 残酷ささえなつかしいアデュー巴里
リラの花に埋もれたホテル
抱き合う影 交わす接吻
明日さえ見えない美しい旅
燃える程に悲しみは深く
傷はいつか想い出になる
別離の言葉は苦いシャンパン
Un Adieu a Paris
身も心も投げ捨て互いに求めた
Un Adieu a Paris
この街にもやがて秋が訪れ
Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime
過ぎた夏を忘れてゆく20歳の君輝いた街
肩寄せ合い車の海を
二人で泳いだ夜のシャンゼリゼ
狂えたなら幸福だった
恋は時に残酷な程
甘いナイフで胸を切り裂く
Un Adieu a Paris
身も心も投げ捨て互いに求めた
Un Adieu a Paris
この街にもやがて秋が訪れ
Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime
過ぎた夏を忘れてゆくUn Adieu a Paris
身も心も投げ捨て互いに求めた
Un Adieu a Paris
この街にもやがて秋が訪れ
Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime
過ぎた夏を忘れてゆくCe Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime
時は9月 別れの巴里ダンディズム
帰れダンディズムの都へ
夜は男の心の中
踊れ裸足のままで
汗に濡れたシャツのままで
息子よいつの日かこの酒を
古びた止まり木の片隅で
酔えば俺をかつぎ出せ
月あかりの石だたみへ歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム戻れダンディズムの港へ
船は男の心の中
怒れ時代の波に
優しさとは強さのこと
息子よいつの日かこの時が
君の想い出に変わる頃
俺は遠くの酒場で
グラスをあげ笑っている歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム忘れないで
愛されていた日の おだやかな時間
やさしい光に つつまれながら
母に抱かれた やすらぎの午後
父と歩いた 夕暮れの道
かけがえのない日を 忘れないでゆびきりの口笛 兄弟で帰る
ちいさな背中に 蜻蛉は群れて
夕食の仕度に ともる灯りに
ただわけもなく 走った頃の
かけがえのない日を 忘れないで今はすべてが おもいでの中
時は流れて 人は逝くけど
かけがえのない日を忘れないで
忘れないで 忘れないで動天
覚悟の朝の光の中に
浮かんでまた消えてゆくもの
夢の由緒を教えた人か
愛の意味を教えた人か見上げる空は流れてはいない
この世が流れているだけ
夢に挑み溢れた涙が
男を漢に変える立ち止まるな 振り返るな
雲を呼ぶ風ならば
名残もなく祈りもない
陽は今 昇り始めた 動天の生まれてそして死んでゆくなら
そこに愛も夢もいらない
時の流れに棹さす人を
時代はいつも愛さない気づいて欲しい流れているのは
空じゃない人だと
孤独にたえ溢れた涙が
男を漢に変える立ち止まるな 振り返るな
雲を呼ぶ風ならば
名残もなく祈りもない
陽は今 昇り始めた 動天の立ち止まるな 振り返るな
雲を呼ぶ風ならば
名残もなく祈りもない
陽は今 昇り始めた 動天の夏の二週間
声が聞きたくて かけた電話に
波音が響いたら きっと驚くでしょ
はき慣れたハイヒール 脱いである日
何も言わず 街を出たから
あなたがわたしを わたしがあなたを
振り返るための 夏の二週間
恋は終わりねと いつか泣いたけど
半分は本気とても悩んだわ なぜかあなたの
仕草からこぼれてる 違う恋の気配
これ以上切り出して 自分だけが
傷つくのが恐かったから
素肌を合わせて 分けあうやさしさ
離れて見つける 夏の二週間
イエスかノーかの 答えじゃないこと
わかってる だけどあなたがわたしを
わたしがあなたを
思い出すための
夏の二週間
海岸の町の
汐風にのせて
愛してる あなた君を忘れない
君の名前を書いてみた
眠れない夜のらくがきや
君の笑顔を浮かべては
朝まで聞いた古いRADIO
SAY GOOD-BYE
スコールの中
SAY GOOD-BYE
駅のホームで 見慣れた街に
ひとりつぶやく サヨナラ
君を忘れない 遠くに行けば行くほどに
君を忘れない 大人になるなんて淋しいね爪を噛むのがくせだった
そして明るい笑い声も
校舎の窓に肘を付き
君の動きをいつも見てた
SAY GOOD-BYE
はじめてのキス
SAY GOOD-BYE
あの日と同じ 夏のスコール
旅行鞄も 泣いてる君を忘れない 遠くに行けば行くほどに
君を忘れない 大人になるなんて
君を忘れない 遠くに行けば行くほどに
君を忘れない 大人になるなんて淋しいね最後のI LOVE YOU
僕は窓の近くで そして 君はソファーに座り
今日まで暮した2人の部屋を もう1度 見ている
君が最後に入れた 僕の好きな薄いコーヒー
黄昏の床に ふたつのカップが
並ばない その距離I LOVE YOU 抱きしめたら
君のことを 引き止めてしまう
I LOVE YOUもう これ以上
僕のせいで ふしあわせにできない君は泣いちゃいけない
だって 素敵なことじゃないか
彼に贈られたリングが きっと これからの味方さ
それが後悔なのか 1人きりが淋しいだけか
愛はいつだって 信じる人を
傷つけるシーソーI LOVE YOU声に出せば
君のことを 引き止めてしまう
I LOVE YOU声に出さぬ
別れ際の愛はいつも 美しいI LOVE YOU
声に出せば
君のことを 引き止めてしまう
I LOVE YOU
声に出さぬ
別れ際の愛はいつも 美しい微笑を 微笑で
見送ろう三都物語
胸さわぎの 旅は
いま始まって
時の流れのままに
こころを遊ばせこの私は 誰を
訪ねるあてもなく
まるで詩人のように
景色に染ってああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょう風そよげば ひとり
胸抱きしめて
愛の不思議を思う
吐息をもらしてこの泪は きっと
感じるよろこびね
揺れる瞳に映る
季節に恋してああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの朝に舞う夢
黄昏に出会い
ほんの一時のためらいを
誰に言いましょう昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょうガラスの砂漠
交差点の人の群れに
埋もれて 僕は感じてた
みんな急ぎ足で
みんな時間に追われ
一体どこへ行くのネオンの海 車の波
泳ぎながら 捜していた
誰か語りあえる
明日をみつめあえる
そんな人に逢うため街は煌めき 流れるガラスの砂漠
愛を求めながら 生きる人は旅人都会の隅 水たまりの
三日月をじっとみていた
みんな気付かないで
みんな通り過ぎる
こんなに綺麗なのに街は煌めき 流れるガラスの砂漠
愛を求めながら 生きる人は旅人愛に気付けば すべてが輝き始める
愛を感じたなら そこはエデンの海サライ
遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた
穏やかな 春の陽射しが ゆれる 小さな駅舎
別離より 悲しみより 憧憬はつよく
淋しさと 背中あわせの ひとりきりの 旅立ち動き始めた 汽車の窓辺を
流れてゆく 景色だけを じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程 青く澄んで 胸が震えた恋をして 恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの 窓ガラス越し 見てた 夜空の星
この街で 夢追うなら もう少し強く
ならなけりゃ 時の流れに 負けてしまいそうで動き始めた 朝の街角
人の群れに 埋もれながら 空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく 白い雲に 胸が震えた離れれば 離れる程 なおさらにつのる
この想い 忘れられずに ひらく 古いアルバム
若い日の 父と母に 包まれて過ぎた
やわらかな 日々の暮らしを
なぞりながら生きるまぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る 愛の故郷
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る その時まで 夢はすてないサクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから階-きざはし-
海を渡る風は 夢の匂い運び
燃ゆる瞳をなお 紅く染めてゆく
耳を澄ませばいま 遠い国の調べ
胸の琴線を 甘くゆらしてくる時が来れば 野を駈けても
行かなけりゃ 行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたには あなたには 夢を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になる人はいつも胸に 穏やかな覚悟を
抱きしめながらも 夢を追う
美しく生きたい のまでは
愛に支えられ 遥か旅路をく時が来れば 野を駈けても
行かなけりゃ 行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたには あなたには 愛を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になるあなたには あなたには 愛を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になるバサラ
風は叫び 雲を走らせ
時代はただ気まぐれに 愛をもてあそぶ
花の下で抱き合いながら
眠るような穏やかな 愛は望まない美しく果てるよりも 傷つき激しく生きてみたい
嵐の海をどこまでも泳いでゆきたい どこまでも
愛することとは 愛しつづけること
信じることとは 信じつづけること
この世の果てまで 君を連れてゆく
愛 愛 愛はバサラ乱れて咲く 花だけが知る
ただ一途に生き急ぐ人のその心
言葉はもう意味を持たない
燃えるような沈黙が 愛を語るから美しく果てるよりも 傷つき激しく生きてみたい
嵐の海をどこまでも泳いでゆきたい どこまでも
愛することとは 愛しつづけること
信じることとは 信じつづけること
この世の果てまで 君を連れてゆく
愛 愛 愛はバサラ愛することとは 愛しつづけること
信じることとは 信じつづけること
この世の果てまで 君を連れてゆく
愛 愛 愛はバサラCORAZON
学生の頃は自由に気ままに
恋をしてたわ 気がつけばいつも
あなたが遠くから見つめる
視線だけは背中に感じていた
あなたはいつもいい人だったわ
友達にでも私にとっても
けれど私が魅かれる男は
いつも あなたではなかったわ
忘れない彼との恋にくるい家を出た私を
小雨の駅に送ってくれた
あなたに ふり向きもしないで
ありがとうの言葉もかけずに
列車に消えてく わがままな私を
濡れながら あなたが見ていた
CORAZON 背中あわせの心
CORAZON 幸福をつかむために
私は震える心で
彼の背中にしがみついてたわけじゃない
走る列車の連結の陰で
彼のコートのゆげを見ながら
たった一度きりの人生だもの
まして春はあまりに短すぎるわ
不思議なものね 一度くらいは
自分のレールは 自分でひきたい
たとえ それが不幸へと続いてく
悲しい運命という名の列車でも
この人がいい人か そんなことはわからない
映画ならハッピー・エンド
このまま終わるけれど
かすかに感じていたわ
彼は幸福が似合わない人だと
幸福 求めたわけじゃないのよ
不幸福になる自由がほしかった
CORAZON 背中あわせの心
CORAZON わがままに見えるけれど
私はきっと悔やまない
だって一度きりの人生 セラヴィ セラヴィ
あなたのことを忘れたままの
彼と二人の小さな暮らしに
ピリオドをうたせたのは
明日を信じない 私の言葉だったわ
彼は子供が欲しいと幾度も
寝物語に私に言うけど
生まれ来る子供の幸福な人生まで
私には背負えはしないわ
求めすぎた彼には明日しかみえないまま
私は私で今日さえも見えないの
サヨナラ出て行く彼の
背中に別離の唄は聞こえない
時計の音も ざわめきもなにも
聞こえない大人のサヨナラ
CORAZON 背中あわせの心
CORAZON 気がつけば街は
ひとりぼっちで帰る
初めてのX'masイヴの夜
遠くで聞こえてるサイレント ナイト
10年ぶりの故郷の駅
小雨のホームで電話をかけたわ
寂しさと なつかしさと あなたへの想いと
ほんのわずかばかりの希望と
震えながらも まわすダイヤル
電話のむこうで なつかしい声が
傘もささず 駈けて来た あなたを見て
生まれて初めて泣いたわ
笑顔のまま私のまぶたをそっと押さえた
あなたの薬指
キラリ光る指輪
私が自由に生きたように
あなたも人生を生きていたのね
変わらない あなたの笑顔の奥の
悲しみに今初めて気付いた
CORAZON 背中あわせの心
CORAZON 震える私の小さな肩に
降り続く雨は冷たい
あの頃の私の心のように
CORAZON 背中あわせの心
CORAZON あなたの背中を見つめたままで
降り続く雨の舗道を
あの頃に戻って歩いてみたい
※CORAZON 時は戻らぬままに
CORAZON 過ぎてゆくもの
※repeat × 3
セラヴィ セラヴィ セラヴィ
Disc6
君のそばにいる
あー君のそばにいるよ あー君のそばにいる
あー君のそばにいるよ 僕がいるめざめてから 眠りにつくまで
君のことを 思いつづけてる季節は変わるけれど 時は流れるけれど
君のほほえみだけは 色あせない夜明けに消えても 星達の
ぬくもりまでは 消せないあー君のそばにいるよ あー君のそばにいる
あー君のそばにいるよ 僕がいる雨の日には 僕は雨になる
風の日には 僕は風になる季節は変わるけれど 時は流れるけれど
君がふりかえる時 そこにいるよ100年過ぎても 星達の
かがやきだけは 消せないあー君のそばにいるよ あー君のそばにいる
あー君のそばにいるよ 僕がいるあー君のそばにいるよ あー君のそばにいる
あー君のそばにいるよ 僕がいる
あー君のそばにいるよ あー君のそばにいる
あー君のそばにいるよ 僕がいるI・T・A・N
かき鳴らすメロディは ひときれの悲しみ
きれぎれの歌声は いつの日か伝える詩人の悲しみ 詩人の夢
それは美しい誤解なのか ル・イタン打ち鳴らす手のひらは 魂のゆりかご
ひとびとは口ずさむ 歌声は消えない詩人の魂 詩人の恋
それも美しい誤解なのか ル・イタンあーそして残る あなたの胸に
それはきっと 愛されすぎた歌の亡き骸
それはきっと 愛されすぎた歌の亡き骸ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン
ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン人はただ旅をする その為に生まれた
人はみな帰り着く その為に旅する詩人が愛した 旅を歌う
人はそれぞれに 心ふるわせ ル・イタンあーいつか帰る あなたの胸に
そしていつかきっと届く歌の真実
そしていつかきっと届く歌の真実ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン
ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン櫻守 (Album version)
あの愛だけは 信じていたくて
ひたすら 心を閉ざしたままで
あの愛だけは 信じているから
今でも こうして この街で生きてる今年の櫻は散りました
夜明けの風雨に(あらし)に耐えきれず
はらり はらり 散りまどう
過ぎた盛りを惜しむように
今日を限りと風に舞う
花になれたら 花になれたらあの愛だけは信じていたくて
ひたすら 心を閉ざしたまま
あの愛だけは 信じているから
今でも こうして この街で生きてるつないだ手と手は二年坂
焦がれて待つ身は三年坂
はらり はらり 散りまどう
一期一会の櫻守
今日を限りと風に舞う
花になれたら 花になれたらあの愛だけは信じていたくて
ひたすら 心を閉ざしたままで
あの愛だけは 信じているから
今でも こうして この街で生きてる
今でも こうして この街で生きてるトマト
窓のむこうにはアメリカ橋と
ガーデンプレイスの灯りがみえる
“まるでマンハッタンだね…” あなたのジョークに
よろこびを感じてた 1DKの狭い部屋
何もないけれど幸福だった
私の手作りの 小さな食卓
トマト嫌いの子供みたいな
あなただけど 私は愛してた
明日を見ないで あなたをみつめてた恵比寿駅前で待ち合わせして 買い物するのがお決まりだった
“きっと回りの人は若い夫婦だと思ってる”と
ふざけたあなたを少し憎んでた
不確かだから幸福だった
あなたがすべてとは言えなかったけど
大人になって振り返る時は
きっと言えるよ “あなたを愛してた”
トマト嫌いの “あなたを愛してた”残酷な季節の後で あなたは部屋を出て行った
思い出のコートだけ残して
私は部屋の窓越しに アメリカ橋に消えてゆく
青春のかけらだけみていた山手線に乗り 渋谷に向かう
朝の太陽が私をてらす
恵比寿に近づく度 思わず振り向く
あの頃に2人して 暮らした2人のあの部屋
あなたも時々は思い出すかしら
傷つけ合いながら 暮らした頃を
じつは あなたにかくしてた秘密
私の好きなもの それはトマト
言えなかったけど トマトが好きだった不思議ね あれから トマトが食べられなくて
好きなのに嫌いになった…
好きなのに嫌いになった…ジュピター
この世界に あなたがいて 私も生きている
ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする
そして あなたの光を体でうけとめて
輝きつづける 私はジュピター
自分では輝けない星 ジュピター夜の闇に ひそかに咲く くちびるゼラニウム
光を待つ 都会のすみ 私は夜明けを待つ
そして あなたの光を体でうけとめて
輝きはじめる 私はジュピター
自分では輝けない星 ジュピターあなたに向かって 輝いていたい
いつの日か星くずのかけらと消えるまでこの世界に あなたがいて 私も生きている
ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする
そして あなたの光を体でうけとめて
輝きつづける 私はジュピター
自分では輝けない星 ジュピターあなたに向かって 輝いていたい
いつの日か星くずのかけらと消えるまで
ジュピター生成
夢は遠くに投げて 追いかけてゆくもの
生きてゆくその意味は 誰も知らない
茜に染まる海も 哀しみをたたえて
包み込む夕暮れに 傷をゆだねて痛みゆだねて
愛を下さい 神がいるのならば
愛を下さい あえぐ旅人に純白のままで 誰も生きてゆけない
嘘に染まりながら 心は生成のまま風に震える指で 握りしめるものは
あの人に託された 夢のひとかけ
父の背中は遠く 母のぬくもりさえ
今はただ思い出の 遙か彼方に遙か彼方に
抱いて下さい 神がいるのならば
抱いて下さい あえぐ旅人を純白のままで 誰も生きてゆけない
罪を背おいながら 心は生成のまま抱いて下さい 神がいるのならば
抱いて下さい あえぐ旅人を純白のままで 誰も生きてゆけない
嘘に染まりながら 心は生成のまま
罪を背おいながら 心は生成のままラバン
夜空には星が 人には夢がなければ
生きていても 淋しいだけ
うつむいたままじゃ 星を見つけられない
朝の来ない夜はない
THIS IS MY WAY地図を拡げ 指さす爪の先に
小さな光 見つけた15の夏
いつかは たどりつける日が
来るよと信じていた人は誰でも傷つくけれど
だから明日は強くなれる夜空には星が 人には夢がなければ
生きていても 淋しいだけ
うつむいたままじゃ 星を見つけられない
朝の来ない夜はない
THIS IS MY WAY夢を削り 大人になることより
旅人のまま 命を燃やしてゆく
涙を よろこびに変えて
心のアクセル踏んだ人は誰でも傷つくけれど
だから明日は強くなれる夜空には星が 人には夢がなければ
生きていても 淋しいだけ
うつむいたままじゃ 星を見つけられない
朝の来ない夜はない
THIS IS MY WAY
THIS IS MY WAY…DECEMBER SONG
また冬がきて 粉雪が窓うつ夜には
ふと思い出す別れた日 あの時の君を
はじめての苦しさに 生きるつらさを
かみしめたあの夜も 雪が舞っていたビルのイルミネーション キラめくけれど
裸樹の悲しみを 街は知らない誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG
誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG駅のホームに 僕はただ残されたままに
ふとサヨナラの言葉だけ 冬空に吐いた
オリオンも見えなくて 閉じた心に
サラサラと降り積もる 想い出の数ビルのイルミネーション キラめくけれど
裸樹の悲しみを 街は知らない誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG
誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG
心の駅
旅立つ朝 駅のすみで
涙こらえて 見送る人
尽きぬ想い にじむ景色
今も忘れない人は皆泣きながら
この世に生まれたから
笑顔で帰るために
遠く旅をする春になれば逢いにゆくよ
ふるえる胸で
あー君に逢いにゆくよ
きっと逢いにゆくよ星を数え 目覚めた夜
風の街から 聞こえた声
父の背中 母の胸は
今も忘れない人は皆泣きながら
この世に生まれたから
笑顔で帰るために
遠く旅をする春になれば逢いにゆくよ
ふるえる胸で
あー君に逢いにゆくよ
きっと逢いにゆくよ春になれば逢いにゆくよ
ふるえる胸で
あー君に逢いにゆくよ
きっと逢いにゆくよAURA
微熱がさめないまま
うつむく少年の瞳は
心の海みつめて
静かにほほえんでる生まれくるもの 消えてゆくもの
すべては宿命の振子の幅
挫折の闇を突き抜けみえてくる
それが光の真実AURA 夜明けとともに
この髪をゆらすものは何
AURA 地上の風は
神がもたらした溜息かまつ毛を濡らしたまま
みあげる少年の瞳は
遠いあの日かすめて
明日をみつめている生まれくるもの 消えてゆくもの
すべては宿命の振子の幅
挫折の闇を突き抜けみえてくる
それが命の真実AURA 夜明けとともに
忘れ去られる星に捧ぐ
AURA 至上の愛は
小さなその手の中にあるAURA 夜明けとともに
忘れ去られる星に捧ぐ
AURA 至上の愛は
小さなその手の中にあるハーヴェスト
心の鍵を開けたら 深呼吸してみよう
すぐに動き出す景色 金色に波立つ心のアクセル踏んだら 夢の実取りに行こう
風をおこしてる快感 不思議なときめき色々あったけど 私の人生悪くないじゃない?
明日の誕生日から ささやかな軌跡が始まるハーヴェスト ここより少しでも遠く
ハーヴェスト 今 とびきり胸騒ぎ明日の窓を開けたら 明日の空がみえる
曇り空のその上は 満天星の海自分を好きになったら したい事がみえるよ
ほんの少しの勇気が 私を変えてくちょっぴり型を破ろう 自分の常識脱ぎ捨て
笑顔で走り出せば 世界が私を待っているハーヴェスト 逢いたい時に逢いに行く
ハーヴェスト 今 扉を開けて行くハーヴェスト 自由の風を抱きしめて
ハーヴェスト 今 私が生きている流星
流星が今流れたね
立待月の夜だね
二人で見上げる月なんて
何年ぶりの事だろう永遠の命はないと
流星が教えてくれている
輝きながら消えてゆく
それが最後のメッセージ先に逝くもの 残されるもの
残されるものも やがて逝くもの
大いなる旅を行け
星達の声を聞け
涙は今日に置いて行け
明日の風に吹かれて行け君を朝まで見つめてる
君を心に刻みつづける
覚悟の別れを知るように
風もその息を密めてる先に逝くもの 残されるもの
残されるものも やがて逝くもの
大いなる旅を行け
星達の声を聞け
涙は今日に置いて行け
明日の風に吹かれて行け先に逝くもの 残されるもの
残されるものも やがて逝くもの
生きるならひたすらに
燃え尽きるその時まで
生きてゆくなら振り返らずに
明日の風にまかれて行けVEGA
いつか また どこかで
きっと君に逢える
いつかまた逢うまで
君は君のままで世界の片隅から君を見てる
僕を忘れないで
MY HEART BELONGS TO YOU
生きてさえいれば再び出逢える
めぐり逢える
MY HEART BELONGS TO YOU
めぐり逢う為に僕らは生まれた
忘れないで遠く離れてても
きっと君に逢える
僕は生き続ける
君に逢う日の為地上に星降る夜 光になり
君を見つめている
MY HEART BELONGS TO YOU
生きてさえいれば君に逢いに来る
夜を越えて
MY HEART BELONGS TO YOU
めぐり逢う為に僕らは生まれた
忘れないで魂のゆりかご
歌に抱かれながら眠りについた人がいて
歌を忘れる程誰かを愛した人もいた
歌に背中押され歩き続ける人がいて
歌も聞けない程孤独と向き合う人もいる人生は時に残酷で
憎しみさえも振りまいて
人生は突然の別れさえも
君に与えるけれど
いいかそれこそが君の歌
人生は魂のゆりかご愛を語りすぎてさびしさつのる人がいて
愛に気付かぬまま愛をさがしている人もいる人生は時に残酷で
憎しみさえも振りまいて
人生は突然の別れさえも
君に与えるけれど
いいかそれこそが君の歌
人生は魂のゆりかご人生は時に残酷で
憎しみさえも振りまいて
人生は突然の別れさえも
君に与えるけれど
いいかそれこそが君の歌
人生は魂のゆりかご悲しみあればこそささやかな
喜びにさえも涙流れる半空NAKAZORA
旅の重さだけに君だけは負けないで
朝を待ち続ける野に咲く花に負けないでうつむかないで目を伏せないで
空を見上げていて 暗い夜空に星を数えて
みんな歩いてきた明日巡り会う人のやさしさに
触れる喜びを胸に抱きしめて
旅を想う時 人はもう旅人
名前もない駅に始発を待つ旅人旅の重さだけに君だけは負けないで
朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで失くした夢のかけらを集め
両手であたためて まだ人生の半空にいる
いつも半空にいる明日巡り会う人のやさしさに
触れる喜びを胸に抱きしめて
旅は語らずに それを教えてる
荒野に咲く花もまた命の旅人後ろ振り返る時はやがて来る
せめてその日まで明日を見つめていて
旅に倒れても 人はまだ旅人
心は半空をさすらう ああ旅人Special DISC The Change of Times
どこかに幸せが
ねえ聞いてごらん 耳をすまし
真っ青な 真っ青な風の中で
はらりとこぼれたのはなあに
あれはね あれは悲しい人が
歌う声あなたの世界
涙だけが 涙だけが
僕の心に しみとおる
どうしてこんなに してまでも
あなたの愛が 欲しいのか
あなたの世界に 咲く花を
僕はこの手に つかみたいあなただけが あなただけが
僕の心に やきついた
どうしてこんなに してまでも
あなたの心が 欲しいのか
あなたの世界に 吹く風を
僕はこの手に つかみたい愛することが 愛することが
僕の心を 狂わせた
どうしてこんなに してまでも
あなたのすべてが 欲しいのか
あなたの世界に ある愛を
僕はこの手に つかみたい
つかみたい倖せの日々
暗いあの空に
ひとすじの光が さすように
あなたの瞳に ひかってた
ひとつぶの涙
はじめて知った 恋のつらさを
だけどだけど 忘れはしない
あなたとすごした 倖せの日々を雲の流れに
漂う二人のこころ
今でもこの目に 消えはしない
あなたの面影
今はなき人に 想いをはせる
だけどだけど 忘れはしない
あなたのやさしい あのほほえみを雨のしずくに
いつかのあなたを想い出す
今ではあなたは この愛の
とどかぬ人に
はじめて知った 恋の悲しさ
だけどだけど 忘れはしない
あなたとすごした 倖せの日々を今はすべてを
忘れよう 想い出を
忘れよう あなたのことを
何もかも 今はすべてを
忘れたい 信じることも
わからない あなたの心
わからない なにもかも
今はただ 何もできない
憎むことも 愛することも
ラ・ラ・ラ・ラ……
ラ・ラ・ラ・ラ……今はただ 何もできない
憎むことも 愛することも
もういやだ 信じることは
もういやだ 愛することも
今はただ 何もできない
憎むことも 愛することも遠く離れて
この街を出て行こう
想い出なんて欲しくない
この街も今日限り
今さら何も知りたくないの何もかも消え去って
むなしさだけがただ一つ
まだ残る胸の中
今さら何も知りたくないのひとりさまよう悲しみの中に
この街を出て行こう
今さら何も知りたくないの春は静かに通り過ぎてゆく
飛び去る鳥に想いを乗せて
あなたのもとへとどけて欲しい傷つき疲れた私の腕の中を
春は静かに通り過ぎてゆく流れる水は花びら浮かべ
空吹く風は冷たくひびく傷つき疲れた私の腕の中を
春は静かに通り過ぎてゆく今、よみがえる心の奥に
行くなと叫ぶ言葉もむなしく傷つき疲れた私の腕の中を
春は静かに通り過ぎてゆく傷つき疲れた私の腕の中を
春は静かに通り過ぎてゆく四季
ひざしのむこうに揺れている
しあわせ色のレンゲ草
きらきら輝く光の波に
つつまれ夏は去ってゆく風にまかれて町から町へ
落葉のように舞ってゆく
冬の夜空に旅をする
誰かに似てるほうき星
ルルル…… ルルル……
誰かに似てるほうき星クリスマスの夜
マリア
咲き乱れる春の流れに
狂おしく香る花
水は音もなく岩を抜け
風はこの世に春をつげる喧騒の鳥が羽根を休め
今、眠りゆく草の上
甘い光は君をもつつみ
風はこの世に春をつげるマリア、お前が生まれた
マリア、お前の国は今……春、今……春
マリア、マリア、マリア
……………………………街角
あなたをみつけた あの雨の街角
コートのえりを立て 傘もささずに
あなたは歩いてゆく ふりかえらずに声さえかけられずに みつめる私
なんといえばいいのか わからない
私の口びるは ふるえているだけうそで一杯だった 私の心
あなたが去ってゆく 今でさえ
何も言えずに みつめているだけ涙で消えてゆく あなたの姿
二度とめぐり会う日は もう来はしない
雨はつめたく 舗道をぬらしてた雨
たかいお空のその上で
泣き虫天使が涙ぐむ
おとしたひとつの銀の星
世界のまどをつたわって
雨は心にしのびこむとおいお空のその上で
泣き虫天使が涙ぐむ
おとしたひとつの銀の星
世界の屋根をぬらしてく雨は天使の涙なの
雨は天使の涙なの雨はやさしく
雨はやさしく ほほをぬらし
風はやさしく 髪をなでる
きっときっと 離しはしないと
抱きしめあった 二つの影雨はつめたく ほほをぬらし
風は激しく 窓をうつ
愛していればこそ 愛していればこそ
離れてゆくのさ 涙をかくし雨はやさしく 思い出を消し
風はやさしく 明日をはこぶ
二人で歩いた 夜の砂浜今はひとりで 波をみつめる
今はひとりで 波をみつめる美しい思い出よさようなら
美しい思い出よさようなら
わたしはもうあなたのものじゃない
美しい思い出よさようなら
今なら笑ってさよならできる美しい思い出よさようなら
私は今一人で歩いてゆくの
美しい思い出よさようなら
わたしはもうあなたのものじゃない
あんなに楽しい夢だったけど
あんなに苦しい道だったけど美しい思い出よさようなら
わたしはもうあなたのものじゃない
美しい思い出よさようなら
今なら笑ってさよならできる美しい思い出よさようなら
私は今一人で歩いてゆくの美しい思い出よさようなら
美しい思い出よさようならルルル………
ルルル………
ルルル………美しい思い出よさようなら
美しい思い出よさようなら………讃美歌
舞い上がる翼の音に
私の心はゆれ動く
炎のような空の彼方に
あなたを連れて飛んでゆきたい輝ける大地の果てに
すべての命が消えるとも
やがて陽は昇り
草木はよみがえり私はあなたを永遠に讃える
私はあなたを永遠に讃える風姿花伝
浮き雲