
CD Albums THE MAN / SHINJI TANIMURA BEST SELECTION
PSCR-5060
- ノーザン・エクスプレス
地図を燃やしたなら 二度目の旅に出る
ラッシュアワーの朝 駅から 本当の旅に出る
ネームカードにある肩書き 消してすてた
人は自分を見つめる時
北へ北へと向うものだね
帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に
人はさまようことをやめたら
きっときっと死んでしまうよね
明日の新聞より 大事なことがある
1人になって何が出来る それが知りたいだけ
ハーフマラソンなら ゴールに着いた頃
人生は片道だけ 時計はずして旅に出なくちゃ
帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に
人はさまようことをやめたら
きっときっと死んでしまうよね
本当の旅は ノーザンエクスプレス
一度しかない ノーザンエクスプレス
※帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に
人はさまようことをやめたら
きっときっと死んでしまうよね
※Repeat
- ダンディズム
帰れダンディズムの都へ
夜は男の心の中
踊れ裸足のままで
汗に濡れたシャツのままで
息子よいつの日かこの酒を
古びた止まり木の片隅で
酔えば俺をかつぎ出せ
月あかりの石だたみへ歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム戻れダンディズムの港へ
船は男の心の中
怒れ時代の波に
優しさとは強さのこと
息子よいつの日かこの時が
君の想い出に変わる頃
俺は遠くの酒場で
グラスをあげ笑っている歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム歌おう大きな声でお互いの
叫ぼう愛する人の為に
歌おう君の愛する母の歌を
歌おう私の愛する妻の歌
人生は束の間の祭り
せめて人を愛せよ ダンディズム
- チャンピオン
つかみかけた 熱い腕を
振りほどいて 君は出てゆく
わずかに震える 白いガウンに君の
年老いた 悲しみを見た
リングに向かう 長い廊下で
何故だか急に 君は立ち止まり
ふりむきざまに 俺に こぶしを見せて
寂しそうに 笑ったやがてリングと拍手の渦が
一人の男をのみこんで行った
(You're King of Kings)
立ち上がれ もう一度その足で
立ち上がれ 命の炎を燃やせ君はついに立ち上がった
血に染まった赤いマットに
わずかに聞いた君の両目に光る
涙が 何かを語った獣のように 挑戦者は
おそいかかる 若い力で
やがて君は 静かに倒れて落ちた
疲れて眠れるように
わずかばかりの意識の中で
君は何を考えたのか
(You're King of Kings)
立たないで もうそれで充分だ
おお神よ 彼を救いたまえロッカールームの ベンチで君は
きれたくちびるで そっとつぶやいた
(You're King of Kings)帰れるんだ これでただの男に
帰れるんだ これで帰れるんだOh ライ ラ ライ ラ ライ ラ ライ
- 群青
一)空を染めてゆく この雪が静かに
海に積りて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て儚きは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇二)老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ空を染めてゆく この雪が静かに
海に積りて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる
- マラソンマン
正午の鐘と 同時にピストルが空を射技く
驚くように はじき出されるランナー
ある男には それは賞金の為のゲームで
ある男には それは名誉の為の リングに似ている
あーそれぞれのレースの中で 嵐のようにその胸よぎるもの
あーそれぞれの過去を 断ち切るようにして
陽炎たつアスファルト 踏みしめてゆく
勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースを目の前を行く 好敵手の背中の向こうには
白いテープと 群衆のどよめきが
金の為でも 名誉の為でもなく走れたら
長く待たせた 君の住むあの街に 迎えに行くのさ
あー闘いは心の中の テープを胸で切るまで終わらない
あー闘いは孤独 愛を捜し乍ら 希望というゴールを目指してゆく
勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースをあー愛だけを見つめ走る男達の 悲しくあえぐ背中に同じ太陽を
勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースを
- 三都物語
胸さわぎの 旅は
いま始まって
時の流れのままに
こころを遊ばせこの私は 誰を
訪ねるあてもなく
まるで詩人のように
景色に染ってああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょう風そよげば ひとり
胸抱きしめて
愛の不思議を思う
吐息をもらしてこの泪は きっと
感じるよろこびね
揺れる瞳に映る
季節に恋してああ なんて
街 それぞれ 美しいの
ああ なんて
人 それぞれ 生きているの朝に舞う夢
黄昏に出会い
ほんの一時のためらいを
誰に言いましょう昨日 今日 明日
変わり行く私
紅くいろづくときめきを
誰に告げましょう
- 昴-すばる-
一)目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなしああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ二)呼吸をすれば胸の中 凩は吠き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなりああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よ
- いい日旅立ち
雪解け間近の北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出るああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた 歌を道連れに・・・岬のはずれに少年は魚つり
青い芒の小径を帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯木で書くつもり"さよなら"とああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた歌を道連れにああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸福をさがしに
子供の頃に歌った歌を道連れに
- 浪漫鉄道<蹉跌篇>
名前も知らない駅の ホームで雪を見ている
枕木に落ちた夢の 跡を数えながらいま
右のレールは 東京の街まで続く
左のレールは 故郷のなつかしい街へと
挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に出逢いはいつも悲しい 別離の時を思えば
老人がつぶやいていた 人生は皆
右のレールは 無残な夢へのい
左のレールは ささやかな幸福のい
挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた
線路の軋みは叫び 戸惑う汽車は旅人
- 愛
あー幾度か眠れない夜に泣き
あー人生のいたぶりに傷ついて
それでも君はここに居る
涙うかべて目の前に居る
涙流せるうちはいい
涙枯れたら飛び込んで来い
その時の為だけにこの胸は
淋しさそれだけを抱き続けてきたあー狂おしく抱きしめても見えない
あー唇を重ねてもなお見えない
目を伏せながら君は聞く
私に愛を見せておくれと
見せられるのが愛ならば
私は愛など信じたくない
いつの日かこの命終る時
最後の景色はおまえの瞳力の限り君を抱く
この指先の爪の先まで
もはや言葉は虚しかろう
君を奪って私は生きる
いつの日かおまえにもわかるだろう
愛とはただひたすらに 生きてきたことだと
- 陽はまた昇る
夢を削りながら 年老いてゆくことに
気が付いた時 はじめて気付く空の青さに
あの人に教えられた 無言のやさしさに
今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと冬晴れの空 流れる煙 風は北風
鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ
息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外
もしかして言わなければ 別離ずにすむものを
それでも明日の貴方の為に あえて言おう 「さよなら」と陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
陽はまた昇る どんな人の心にも
あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
- サライ
遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた
穏やかな 春の陽射しが ゆれる 小さな駅舎
別離より 悲しみより 憧憬はつよく
淋しさと 背中あわせの ひとりきりの 旅立ち動き始めた 汽車の窓辺を
流れてゆく 景色だけを じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程 青く澄んで 胸が震えた恋をして 恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの 窓ガラス越し 見てた 夜空の星
この街で 夢追うなら もう少し強く
ならなけりゃ 時の流れに 負けてしまいそうで動き始めた 朝の街角
人の群れに 埋もれながら 空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく 白い雲に 胸が震えた離れれば 離れる程 なおさらにつのる
この想い 忘れられずに ひらく 古いアルバム
若い日の 父と母に 包まれて過ぎた
やわらかな 日々の暮らしを
なぞりながら生きるまぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る 愛の故郷
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る その時まで 夢はすてないサクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから
- 階-きざはし-
海を渡る風は 夢の匂い運び
燃ゆる瞳をなお 紅く染めてゆく
耳を澄ませばいま 遠い国の調べ
胸の琴線を 甘くゆらしてくる時が来れば 野を駈けても
行かなけりゃ 行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたには あなたには 夢を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になる人はいつも胸に 穏やかな覚悟を
抱きしめながらも 夢を追う
美しく生きたい のまでは
愛に支えられ 遥か旅路をく時が来れば 野を駈けても
行かなけりゃ 行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたには あなたには 愛を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になるあなたには あなたには 愛を信じていてほしい
僕は今 橋になる 夢を渡らせる為の
橋になる
- ラストニュース-THE MANのテーマ-
ラストニュースが伝えてる
今日の悲しい出来事を
悲しいことばかりニュースになるほど
人は本当に幸福なのか
僕は心に鍵をかけ
自分の形を決めてきた
の心を傷つけないこと
それだけがきっとやさしさじゃないさTell me Arnest
臆病者とロマンチストはどこが違うのか
Tell me Arnest
男はきっと自分が思う程強いものじゃない
教えて男らしい涙の流し方を駅にたたずむ老人は
過ぎた昔を夢にみる
若者だけが明日より遠くへ
夢を投げつけ走ってゆくのか
心の時計をはずさなきゃ
大事なものを失くしそうで
反対向きの列車に乗る時
きっと何かが見え始めてくるTell me Arnest
1人きりじゃ夢を追っても虚しいだけさ
Tell me Arnest
男はきっと自分が思う程強いものじゃない
教えて男らしい涙の流し方を恋を失くして泣き叫ぶのも
友を失くして酒に溺れる
そんな弱さも男らしいよねTell me Arnest
愛する人を愛しているよと僕は叫びたいだけ
Tell me Arnest
男はきっと女が思う程強いものじゃない
教えて男らしい涙の流し方を教えて男らしい涙のぬぐい方を