
CD Singles 祇園祭
DO7C-1008
- 祇園祭
化野をぬけて清滝へ向かう 祗園祭りの遠ばやしを
逃がれるように宿につけば 心細さもつのる
渡月の橋を渡りきるまでは 振り向いちゃいけない自分の過去だけは
真顔になった君は去年 確かにこの宿にいた
あー宵山の人波にまぎれて
あー握りしめた 君の手を覚えてる今も祗王の夢と祗女の涙 庭に佇み夕暮れまで
悲しすぎるわ女はいつも 男の為に生きてくなんて
結婚するよりこのままの方が 一生懸命生きれるみたいと
つぶやく君は僕よりずっと 大きく見えた旅の宿
あー宵山の人波にのまれて
あー流れてゆけ 若すぎる恋の痣よ風の噂に聞くこともない 祗園祭りにさらわれたまま
君の写真も少し黄ばんで 僕もいくつか年老いた
もっと男でいられたならば 君も女でいられたならば
恋に走れたあの年の夏 帰ることない暑い夏あー宵山の人波のどこかを
あー愛している あの人も流れているだろうあー祗園祭りの 遠ばやしが聞こえる
あーあの日のまま あーあの日のまま
あーあの日のまま あーあの日のまま
- いい日旅立ち
雪解け間近の北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出るああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた 歌を道連れに・・・岬のはずれに少年は魚つり
青い芒の小径を帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯木で書くつもり"さよなら"とああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた歌を道連れにああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸福をさがしに
子供の頃に歌った歌を道連れに