
CD Albums 3人だけの後楽園‐VERY LAST DAY‐
20P-42-43
Disc1
- 愛の光
日溜りをいつも避けながら
今日まで歩いてきたの
背中に太陽受けて
今日まで歩いてきたの
ビルの谷間に風が吹きぬけて
心の炎は消えてしまったの
※だけど今は違う
永遠に消えない光を
私は見つけたの雨だれの音を聞きながら
今日まで暮らしてきたの
過ぎ去った誇りのなかで
今日まで暮らしてきたの
心のままに生きてきたことが
いけないことだと思ってた
※ くりかえしそれはあなた それはあなた それはあなた
心のままに生きてきたことが
いけないことだと思ってた
※ くりかえしそれはあなた それはあなた それはあなた
- 散りゆく花
散りゆく花の姿に足を止め昔を偲ぶ
今にも泣き出しそうな惜春の雨の中で
疲れたのさ一人の旅に
帰る燕は見上げる空に高く恋しい人の姿を花影の中に捜す
燃ゆる想いでを秘めてなつかしい
道を急ぐ
疲れたのさ一人の旅に
水は流れて落とした夢を消すの
ララ………人は誰も旅人のように
さまよいながら傷つきながら生きる
ララ………
- 知らない街で
知らない街の知らない人と
ただわけもなく話したい
望みも夢も通り過ぎた今は
涙さえもう流れないふり返らずに歩いた道を
今は一人で見つめている
風にゆれてる新だ木の葉のように
時がすべてを連れてゆく
※チュ・チュ・チュ・ルルル
チュ・チュ・チュ・ルルル
チュ・チュ・チュ・ルルル
チュ・チュ・チュ・ルルル故郷すて 今 汽車に乗る
すべてを奉げ愛した人よ
昨日のような微笑みさえ忘れて
生きてゆくのさ今日からは
※くりかえし…
- あなたのために
あなたのために歌うのさ
ほら笑っておくれ
あなたのために生きるのさ
ほら手をさしのべて
一人で歩くんじゃない
ついておいで広い世界のその果てに
離ればなれになったとて
きっと出会うさ いつの日かあなたのために歌うのさ
ほら笑っておくれ
あなたのために生きるのさ
ほら手をさしのべて
一人で歩くんじゃない
ついておいでつらい過去にはおさらばさ
人生の河 越えてゆく
二人ぼっちの旅人さあなたのために歌うのさ
ほら笑っておくれ
あなたのために生きるのさ
ほら手をさしのべて
一人で歩くんじゃない
ついておいで
- 誰もいない
忘れ去られたベンチの上に
真赤な夕陽がのびてくる
黄色く変ったポプラの枝を
ただ秋風がなでてゆく愛の言葉を交わした人も
うとうと昼寝をしていた人も
誰もいない 誰もいない忘れ去られたベンチの上に
読み棄てられた新聞紙
ただ何となく読む気もせずに
見上げた空のいわし雲誰かを待っているようで
流れてゆくのも悲しそう
誰もいない 誰もいない忘れ去られたベンチの上に
あなたを待っている私
忘れ去られたベンチのように
一人ぼっちは恐いから早くあなたが来なければ
季節が変ってしまいそう
肩が寒い 肩が寒い
肩が寒い 肩が寒い
- 走馬燈
夏の日のざわめきは
鈴虫の音にかきけされ
湯上がりの髪に手をやれば
潮の香りも今はなく
ただ年老いたと思うのみ生きてゆくにはあまりにも
恋多過ぎしと人の言う
悔いなき道を歩めども
恋多過ぎしと人の言うまわり来る日々懐かしく
めぐり来る日々美しき
ああ肌の色はうすれゆく生きてゆくにはあまりにも
恋多過ぎしと人の言う
悔いなき道を歩めども
恋多過ぎしと人の言う
- 紫陽花
愛の故郷は どこにある
あなたは私に たずねたけれど
答えることは 出来なかった
あの時感じた 胸さわぎが
やがてくる別離を 教えてた
紫陽花の頃が過ぎ
心淋しい 季節が来る
けれど私は一人きり愛の故郷は どこにある
やっと気づいた 愚かな私
遅すぎたけれど 今はいい
死ぬほどつらい 想い出だけど
笑って話せる 気がする私
紫陽花の頃が過ぎ
心淋しい 季節が来る
けれど私は一人きり
- 面影
色あせた写真の中の貴方は
いつもやさしそうに笑っています
煙草をくわえてる僕の口もと
あの頃が一番やさしかったろうああ今でも僕は髪を伸ばして
貴方の為に歌いつづけている時は巡り姿を変え通り過ぎてく
人は皆バカだと笑うけど
貴方の歌を口ずさみながら
年老いて静かに眠るまで
貴方の面影と暮らしたいああ今でも僕は髪を伸ばして
貴方の為に歌いつづけている
- 青春時代
美しすぎる人よ 君は 君は
ぼくの手で涙をふいて 消えてゆく
うしろ姿
明りのとぎれた道にかくれて見えない君の
遠ざかる靴音だけをじっと僕は聞いてたこれが青春時代の甘い
心の痛みの音か
何かが終って そして何かが
こわれて 落ちた ああ美しすぎた人よ 君は 君は
くちづけの余韻の中で 泣いていた
白い肩よ
悲しくほほえむ君の うなじに乱れた髪の
優しさに甘えて ぼくは 苦い夢をみていたあれが青春時代の匂い
傷つく心の姿
何かが終って そして何かが
崩れて 消えた ああ
- 街路樹は知っていた
人影も見えない駅の
椅子にそっと寝ころんで
煙草を吸ってみた街の灯がともり始めて
こんな私に問いかける
淋しくはないかと夢だけは失くしてない
たとえ今日が悲しい日でも手をつなぎ帰る子供よ
せめて君は忘れるな
その手のぬくもりを……また一人友を失くした
ほんのささいなことだった
私にしてみれば居るだけで心やすらぐ
そんな優しい人だった
今にして思えばしかたないとうつむいて
悲しそうに笑った君は陽にやけた大人の顔と
二人あそんだあの頃の
子供の顔してた通いなれた駅までの道
今日は何故か涙がおちて
街路樹はいつもみていた
こんな私のちっぽけな
喜こびと悲しみ
Disc2
- 黒い瞳の少女
かぎりある青春の
かわりない道ばたに
咲いている花に気付いた時
流れ行く青春のかえらない全ての
はげしい季節をかけて燃え尽きたいああ黒い瞳の少女よ
お前のやさしさのひとかけらでも
この手につかめるものならばああ黒い瞳の少女よ
お前のやさしさのひとかけらでも
この手につかめるものならばかぎりある青春の
かわりない道ばたに
咲いている花に気付いた時
人はみな本当の優しさと
愛する事のつらさと
はじめて知らされる
ルル……
ルル……
- 羊飼いの詩
羊飼いの詩が聞こえる
草原をわたる風のハミング
水を求めてさまよい歩く
馬のひづめの音ハイ・リー、ハイ・リー、ホー
ハイ・リー、ハイ・リー、ホー
- 走っておいで恋人よ
涙流し疲れたとき
僕の腕のなかで
静かに夢をみるんだよ
すべてを忘れて
※顔は見ないさ はずかしいだろう
永遠にあなたは そのままで
そっとほほ寄せ 言ってみる
すてきな恋人夢に破れ疲れたとき
僕の胸のなかで
心の傷をいやすのさ
すべてを忘れて
※くりかえし生きてることに疲れたとき
どこへも行かずに
走っておいでよ真直ぐに
すべてを忘れて
※くりかえし
- 帰り道
一度でいいから
話してみたい
夕焼けが 頭をたれた
帰り道そっと背中に言ってみた
それでも風はいたずらに
彼女の髪をゆらしただけで
わき目もふれずに通りすぎた
- あなたがいるだけで
静かに降りた夜は 風もひそやかに
いつもの一人の部屋 あなたを想う月の光さしこみ きらめく指さき
奏でる愛のメロディー あなたを唄うこんなやさしい夜に あなたを唄うことができる
それだけで私はもう満たされてしまうもし唄が届くなら 私の想いを
あなたに伝えること 望みはしない願わくはこの唄が あなたの眠りを
さまたげることなく 流れて それだけこんなやさしい夜に あなたを想うことができる
それだけで私はもう満たされてしまうこんなやさしい夜に あなたを唄うことができる
それだけで私はもうあなたのものになる
- 砂の道
歩いても 歩いても 歩いても
振り向かず 振り向かず 振り向かずそれしか出来ない 私の生き様
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・流されて 流されて 流されて
立ち止まり 立ち止まり 立ち止まり休むことさえ出来ない人生
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・休むことさえ出来ない人生
負けない 負けない 誰にも負けない
貴方の匂いが 私にはある・・・
- 帰らざる日々
最後の電話を握りしめて
何も話せずただじっと
貴方の声を聞けば何もいらない
いのちを飲みほして目を閉じる※Bye,Bye,Bye 私の貴方
Bye,Bye,Bye 私の心
Bye,Bye,Bye 私の命
Bye,Bye,Bye,Bye my love何か話さなきゃいけないわ
わかっているけれど
目の前を楽しい日々が
ぐるぐるまわるだけ※(Repeat)
酒びたりの日も今日限り
私は一人で死んでゆく
この手の中の夢だけを
じっと握りしめて※(Repeat)
貴方の声が遠ざかる
こんなに安らかに
夕暮れが近づいてくる
私の人生の※(Repeat)
- 遠くで汽笛を聞きながら
悩み つづけた 日々が
まるで 嘘のように
忘れられる 時が
来るまで 心を 閉じたまま
暮らしてゆこう
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街で俺を 見捨てた 女を
恨んで 生きるより
幼い心に 秘めた
むなしい 涙の 捨て場所を
さがしてみたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街でせめて 一夜の 夢と
泣いて 泣き明かして
自分の 言葉に 嘘は
つくまい 人を 裏切るまい
生きてゆきたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかった この街で
- 明日への讃歌
誰も知らない 花のように
あなたのために 生まれた私
嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに忘れよう
※明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー羽根をなくした 鳥のように
涙で青空 見ていた私
さよならだけの青春は 今日をかぎりに忘れよう
明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー雨に打たれて 咲いている
名もない花を 信じたい
生きてることの 幸せは 誰かを信じて歩くこと
明日から私は一人じゃないの
短く苦しい人生だって
あなたとならば悔やみはしない
アー・アー・アー・アー・アー※繰り返し