
CD Singles 青春時代
ETP-2959
- 青春時代
美しすぎる人よ 君は 君は
ぼくの手で涙をふいて 消えてゆく
うしろ姿
明りのとぎれた道にかくれて見えない君の
遠ざかる靴音だけをじっと僕は聞いてたこれが青春時代の甘い
心の痛みの音か
何かが終って そして何かが
こわれて 落ちた ああ美しすぎた人よ 君は 君は
くちづけの余韻の中で 泣いていた
白い肩よ
悲しくほほえむ君の うなじに乱れた髪の
優しさに甘えて ぼくは 苦い夢をみていたあれが青春時代の匂い
傷つく心の姿
何かが終って そして何かが
崩れて 消えた ああ
- 地図にない町
地図にものっていない 車も走ってない
にわか雨もふらない 地下街を
意味なく歩いてると
自分を忘れるのさ
見棄てられた子供のように
誰にも見せない 心の涙を
喫茶店の窓辺に 捨てて
悲しい風にあたる 勇気が出てきた時
外につづく階段昇る地図にものっていない 星ふる夜空もない
赤い花も咲かない 地下街で
あなたに出逢ったなら
好きだと言わないまま
腕に抱いて くちづけ出来る
誰にも見せない 自分の素顔を
飾り窓のガラスに うつし
嘘などつかずに生きる 勇気が出てきた時
外につづく階段昇る